2013 Fiscal Year Annual Research Report
急性心筋梗塞患者が必要とする周手術期医療情報と情報提供への看護介入
Project/Area Number |
22390426
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
高見沢 恵美子 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (00286907)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石澤 美保子 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10458078)
稲垣 美紀 梅花女子大学, 看護学部, 准教授 (60326288)
石田 宜子 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (70290369)
松本 智晴 大阪府立大学, 看護学部, 助教 (80540781)
井上 奈々 大阪府立大学, 看護学部, 助教 (80611417)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 急性心筋梗塞 / 周手術期 / 医療情報 / 看護介入 |
Research Abstract |
1.急性心筋梗塞患者の周手術期医療に携わる看護師が必要と考える医療情報と情報提供への看護介入 狭心症と心筋梗塞の差及び看護師の経験年数による差を明らかにするため、PCI患者の看護に携わる看護師176名に無記名自記式質問紙調査を行った。狭心症と心筋梗塞の2群、経験年数3年未満、3年以上10年未満、10年以上の3群に分け、χ2乗検定と残差分析を行った。心筋梗塞患者に有意に必要性の高い項目は、心筋梗塞後の心臓の状態、生死にかかわる病気、不整脈とは何か、心不全についての項目であった。心筋梗塞患者看護に携わる看護師に有意に、胸痛発作について他職種に依頼する、生活習慣についてクリニカルパスを用いるが効果的とするものが多かった。経験年数3年以上の看護師は有意に口頭説明が効果的であると回答した。 CABG患者に必要な情報及び情報提供のための看護介入について、看護師の経験年数による差を明らかにするため、CABG患者の看護に携わる看護師150名を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。経験年数3年未満、3年以上10年未満、10年以上の3群に分け、χ2乗検定と残差分析を行った。検査の必要性及び入院から治療までの経過の情報は経験3年未満看護師が有意に必要性の認識が低く、制限が必要な活動は、有意に10年以上の看護師の必要性の認識が高かった。情報提供の看護介入は、有意差は認められなかった。 2.急性心筋梗塞患者が必要とする周手術期医療情報と看護内容 PCI及びCABGを受けた外来患者194名を対象に、無記名自記式質問紙調査を行った。PCI患者またはCABG患者の2群に分け、Mann-WhitneyのU検定を行った。CABG患者は退院支援の中の注意が必要な症状と疾患に関連して起こる他の症状の情報をPCI患者より有意に高く必要としていた。情報獲得のための看護介入の内容については、有意差は認められなかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)