2010 Fiscal Year Annual Research Report
親子の相互作用に着目した家族主体の小児在宅ケアガイドラインの有用性の検証と活用
Project/Area Number |
22390439
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
奈良間 美保 名古屋大学, 医学部・保健学科, 教授 (40207923)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 妙子 京都橘大学, 看護学部, 准教授 (40303557)
田中 千代 岐阜大学, 医学部, 准教授 (20297188)
豊田 ゆかり 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (20217574)
小平 由美子 京都橘大学, 看護学部, 助教 (30554886)
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Keywords | 小児在宅ケア / 親子相互作用 / patient- and family-centered care / ガイドライン / 家族機能 |
Research Abstract |
【小児在宅ケア、Patient- and Family- Centered Care (PFCC)に関連する資料収集】 国内外の関連する学術雑誌や書籍による文献検討、学会への参加により、小児の在宅ケア、及びPFCCに関する最新の研究動向を検討した。さらに、国内では数少ない重症心身障害児者を対象とするレスパイトケア施設を見学し、小児の在宅ケアを支える社会資源に関する資料を収集し、支援の在り方と課題を検討した。 【小児在宅ケア移行期の家族と看護師を対象とする調査の分析とガイドラインの作成】 先に実施した、入院中に医療的ケアを導入した後、家庭で生活することを検討し、移行した18歳未満の子どもの主な養育者、及び、病院で受け持った経験をもつ看護師を対象とする調査について、資料を詳細に分析し、学会にて報告した。また、調査結果に基づき、小児在宅ケアガイドライン(初版)を作成した。さらに、研究成果の公表とガイドラインの評価研究への活用を目的に、WEBサイトを立ち上げて、研究成果の一部を公表した。 【小児在宅ケア継続中の家族と看護師を対象とする調査の準備】 入院中に医療的ケアを導入した後、家庭で生活している18歳未満の子どもの主な養育者、及び、家庭で生活するようになった子どもの訪問看護を主に担当した経験をもつ看護師を対象に、質問紙と面接による調査を計画し、その実施に向けて研究代表者の所属施設における倫理審査に申請した。
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Research Products
(4 results)