2013 Fiscal Year Annual Research Report
生活と医療を統合する継続看護マネジメント能力を育成する教育プログラムの開発と検証
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22390440
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
長江 弘子 千葉大学, 看護学研究科, 特任教授 (10265770)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷垣 靜子 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (80263143)
酒井 昌子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60236982)
乗越 千枝 岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (70389500)
片山 陽子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (30403778)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 継続看護 / 看護マネジメント / 教育プログラム / 概念モデル |
Research Abstract |
最終年度の研究目的は2つあり、1つは継続看護マネジメントの概念モデルを用い看護実践を事例で検証することであり、2つめは継続看護マネジメント能力を育成する教育プログラムの企画・実施・評価を行うことである。 【目的1:方法】継続看護マネジメントの概念モデルの適用性を示す事例を選定する。選定した事例の継続看護マネジメントを必要とする場面、タイミングを実践の焦点(先行要因)とし継続看護実践(属性)、その結果(帰結)を分析結果として示すことである。【結果】事例は多様な療養の場や重症度の異なった対象群、すなわち一人暮らし高齢者の糖尿病管理、外来通院中の心不全患者の入院回避、神経難病患者の退院支援、がんの終末期等を含む8事例が選定された。各事例の実践の焦点は2~3時点があり、それぞれに継続看護実践の内容と結果が示され、病状経過とそれに伴った生活の変化という時間軸に沿った持続的な看護実践とその結果が表と図に示された。 【目的2:方法】継続看護マネジメントセミナーを12月と3月に開催し、参加後の質問紙調査によりプログラム評価を行った。【結果】2回のセミナーの参加者は60名あり合計42名(回答率70%)の回答が得られた。それによれば、継続看護マネジメントの理解については「退院支援との違いを理解できた」「今後重要な看護師の思考である」と80%の参加者が回答し新たな概念理解に役立つプログラムとして評価された。一方、概念モデルの図については「カテゴリの位置関係に違和感がある」「ワークシートの使い方がわかりにくい」「理解するには時間が足りない」などが記述され教育プログラムの企画・教材についての改善点が示された。 【今後の課題】継続看護マネジメントの概念モデルの実践への適用に向けた精選とそれに基づいた教育教材の開発が必要である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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