2013 Fiscal Year Annual Research Report
食文化におけるコンタクト・ゾーンとソフト・パワーの社会学的研究
Project/Area Number |
22402040
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Section | 海外学術 |
Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
FARRER James 上智大学, 国際教養学部, 教授 (40317508)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ASSMAN STEPHANIE 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (10400441)
吉野 耕作 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (50192810)
WANK David 上智大学, 国際教養学部, 教授 (60245793)
小井土 彰宏 一橋大学, 社会(科)学研究科, 教授 (60250396)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 社会学 / 文化人類学 / 食文化 / ソフト・パワー / グローバル化 / コンタクト・ゾーン |
Research Abstract |
6月に国際ワークショップを2日間にわたって開催し研究分担者と、北米、オーストラリア、香港と国内他学からの研究協力者を招聘し、総勢12名がそろって論文の発表と意見交換を行い、出版に向けてテーマの調整、すり合わせを行った。出版社の選定も始めた。また、このワークショップの結果を受けてメンバーは最終的な現地調査を行った。 ファーラーは、米国東南部、中国の上海で日本料理の現地化に関する調査を、また、上海における国際的なレストランシーンの展開も調べた。特に上海でレストランを経営する外国人に焦点を絞って調査を行った。ワンクは、中国人が所有・経営する寿司・日本食レストランに関する調査を米国北東部の小都市で実施した。小井土はカリフォルニア州におけるアジア系メキシコ料理のレストランについて調査を行い、移民第二世代の企業家層台頭の影響を検討した。吉野は、ジャカルタとクアラルンプール双方においてマレーシア料理とインドネシア料理のグローバル化関して探索的調査を行った。アスマンは台湾でローカルフードマーケットとスローフードに関する聞き取り調査、文献調査と観察調査を行った。 この報告の時点でメンバーは出版社への原稿提出を目標に、それぞれ論文の編集作業に入っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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