Research Abstract |
以前に申請者は、白血病発症に対して感受性・抵抗性のウシ主要組織適合性遺伝子複合体(BoLA)クラスIIDRB3遺伝子をsequence-based typing(PCR-SBT)法を用いて同定した。本年度の目標は、フィリピンと中国の牛DNAを用いて、日本及びアメリカ大陸のウシ材料を用いて開発・改良されたPCR-SBT法を東南アジアのウシにも適応できるように改良する事である。最初に、フィリピンでは、5島(Luzou島、Bohol島、Cebu島、Iloilo島及びPauglao島)において、乳用種としてホルスタイン、肉用種としてブラーマン及びNative牛計566頭を採血した。次に、中国では山東省済南市において、乳用種としてホルスタイン200頭を採血した。現在、ゲノムDNAを抽出、PCR-SBT法(PCRプライマーの配列・PCRの温度や時間など)の条件を検討して、DNAタイピングを行うと同時に、Nested PCRによりBLVを検出している。 フィリピンLuzou島DTRI (Science City of Munoz), H.Macalauan (Tubero) H.Macalauan (Main), Purok 4 Concepcion (La Union) Pob.Norte, Sison (Pangasinan), Pob.West, Rosario (La Union) Bohol島Ubay Stock Farm Pauglao島Panglao Island, Dauis, Panglao Island Cebu島Stephen Lua, Mini Yuvienco, Alfredo Uguis, Adlaon Iloilo島Brgy.Lang-og, Leon, Brgy.Carolina, Leon Brgy.Talacuan, Leon, Brgy. Umambong, Leon Anonang, Leon, Umambong, Leon, Anonang, Leon 中国山東省済南市
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