2012 Fiscal Year Annual Research Report
脚部電気刺激と体重荷重軽減を併用する歩行能力改善用立ち上がり・着座訓練装置
Project/Area Number |
22500523
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Research Institution | Maizuru National College of Technology |
Principal Investigator |
鈴木 立人 舞鶴工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (90270298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 高志 東北大学, その他の研究科, 准教授 (90250696)
内山 寛信 関西大学, 工学部, 教授 (40067707)
佐浦 隆一 大阪医科大学, 医学部, 教授 (10252769)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | リハビリテーション / 立ち上がり・着座訓練 / 電気刺激 / 歩行改善 / アシストシステム |
Research Abstract |
立上がり・ 着座訓練は患者の自立生活を確立でき入院期間を短縮できるため,多くの急性期・回復期リハビ リテーション病院で実施されている.本研究では脚部電気刺激と体重荷重軽減を併用する歩行能力改善用立ち上 がり・着座訓練装置を提案・開発するため.装置設計における基礎的な立上がり動作の解析、おもび脚部電気刺激と体重荷重の軽減による立上り動作支援策を検討している。平成24年度の本研究の成果は下記3項目である. 1.立ち上がり補助制御のための体重軽減補助制御 電動機による補助動力制御方式について,簡単な例として介助用車いすについて個人的な運動能力を示す力速度関係に基づく補助制御手法について検討を行った.本手法は人が低負担で実行できる範囲を超えた運動を行う場合に補助力を発生し,リハビリテーションにおいて動作負荷の設定を行え,動作負荷以上は負荷軽減を行う補助力システムを構築できる. 2.脚部筋の機能的電気刺激手法検討 立ち上がり動作における脚部筋刺激方法として,立ち上がり時の上体前傾角度に対して大腿直筋と臀筋を同時に刺激開始する手法について被験者を用いて試験を行った.この実験により健常者において脚部筋の電気刺激による立ち上がり補助は立ち上がり負担を軽減することがわかった. 3.立ち上がり補助制御のための立ち上がり動作モデルの構築と簡易動作計測 年齢層の幅広い被験者による立ち上がり動作試験を実施した.これにより立ち上がり動作の多岐性について体重心の移動軌跡,水平・垂直速度等から解析を実施した.この結果から立ち上がり動作の分析を進めることができ,立ち上がり動作の制御モデルについて検討した.また,体幹,大腿,下腿に固定した小型の加速度,ジャイロ無線計測器から,下腿動作の簡易計測法を検討した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)