2012 Fiscal Year Annual Research Report
通所介護施設における認知症高齢者困難ケースへの介護とスタッフ職場研修に関する研究
Project/Area Number |
22500691
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
細谷 たき子 山形大学, 医学部, 教授 (80313740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 育子 山形大学, 医学部, 准教授 (20261703)
森鍵 祐子 山形大学, 医学部, 助教 (20431596)
小林 淳子 山形大学, 医学部, 教授 (30250806)
佐藤 和佳子 山形大学, 医学部, 教授 (30272074)
大竹 まり子 山形大学, 医学部, 助教 (40333984)
叶谷 由佳 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 認知症高齢者 / 通所介護施設 / スタッフ / 職場研修 |
Research Abstract |
本年度の目的の職場研修プログラム案を以下のようなプロセスで作成した。 4通所介護施設のグループインタビューから、認知症高齢者の通所介護施設スタッフ研修について次の事項が明確になった。 研修のニーズとしては、①認知症高齢者へのケアで受け入れられる場合、ケアを拒否される場合を振り返りその理由を分析する機会がないので設定する必要がある。 ②認知症高齢者へのケアを経験し、感覚でわかっているが言葉に表現できない。 ③スタッフ間で情報を共有し、ケア対象者とケアの方法の理解を進める必要がある。 ④若い年代のスタッフは認知症介護の基本を学んでいるがコミュニケーションがうまくとれない。年代の高い中堅層はコミュニケーションできるが知識が不足しがちである。 ⑤認知症の医療的知識とコミュニケーション技術の両方を介護の技術として学ぶ必要がある。 研修方法としては、①月に一度の全スタッフの情報交換時に30分未満の研修時間を設ける。 ②職員同士が認知症高齢者(利用者)とスタッフになり、送迎時の言葉がけ、困った質問をされた時の状況などロールプレイで再現をし、スタッフ間で意見交換する。 ③その際ロールプレイで再現されたケアプロセスを、「介護困難の状況」「ケア提供者の判断」「利用者への対応」「利用者の反応」について検討し、記録する。 ④記録は利用者とスタッフの語った言葉の方言、警護などをそのまま記録する。 ⑤繰り返し言葉がけする場合や排せつ誘導する場合など、時間、頻度なども記録する。 ⑥利用者の属性の他に生活歴、介護のキーパーソン、認知症の発症の時期、家族の介護歴、医療機関の受信状況、利用者の気質や性格なども記録に残す。 ⑦同一の利用者を期間を追って分析し、認知症の進行状況を検討する。 ⑧利用者への服薬支援への家族の意向が様々であるので、その情報も含める。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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