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2011 Fiscal Year Annual Research Report

教員・教員養成を指向した教育情報化能力育成カリキュラムの開発

Research Project

Project/Area Number 22500802
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

新藤 茂  東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (90134767)

Keywords教育の情報化 / 教員養成 / 教員研修 / 情報教育 / ICT活用
Research Abstract

本研究では,小中高等学校において教員が,教育素材の準備から授業実施,そして,評価までを含めた教育過程や校務にICTを活用することや,担当する授業において情報活用能力の教育を組み込んで実施する能力(以下,教育情報化能力と呼ぶ)を明らかにしている.そして,すべての現職教員にその能力を身につけてもらうための教員研修カリキュラムと,教員養成段階で育むための教員養成カリキュラムを開発している.また,教育の情報化を先導する教員を養成するためのカリキュラムも合わせて開発している.
23年度は,調査研究として,文科省主導で行われている教育の情報化に関するチェックリストの項目について,現職教員がどのような意識を持っているかを調べた.また,実践研究として,教育現場にICT機器を導入したときの教員の変化を記録する実践研究を行った・代表者と協力者が所属する大学でのカリキュラム研究としては,22年度に引き続き,学部1年生全員が必修となる科目「情報」を,学士レベルとしての情報活用能力を教えるための新しい内容で実施した.22年度にガイドラインを策定し試行した,教員養成課程の1年生全員が必修となる科目「教科と情報」で,教育の情報化の基本事項を周知する試みについては,正式なカリキュラムとして実施を行った.加えて,教育の情報化を先導する教員を養成するカリキュラムの実施を2年次まで開始した.
24年度は,26年度に大幅なカリキュラム改訂を行う事になったため,これまでの成果を元に,そのカリキュラムへ教育の情報化実践力育成プログラムを組み込む検討を進める.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

教員養成カリキュラムについては計画以上に進展している.一方,研修カリキュラムについては実践については着実に行っているが,細部の検討には手が回っていない.

Strategy for Future Research Activity

26年度のカリキュラム改訂をこの研究の成果を反映する場として設定し,研究の着地点を明確にすることで,研究の進捗をコントロールできると考えている.

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 教員に対する3観点ICT活用調査から得られる観点間及び項目間の類似・順序関係2012

    • Author(s)
      新藤茂, 伊藤一郎
    • Journal Title

      東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要

      Volume: 8 Pages: 45-54

URL: 

Published: 2013-06-26  

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