2012 Fiscal Year Annual Research Report
金融環境の変化が企業規模分布に及ぼす影響に関する研究
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22530257
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Research Institution | Research Institute of Economy, Trade and Industry |
Principal Investigator |
後藤 康雄 独立行政法人経済産業研究所, その他部局等, 研究員 (00571192)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川崎 能典 統計数理研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (70249910)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 企業規模分布 / 金融制約 / カーネル推定 / コルモゴロフ・スミルノフ検定 / 研究開発投資 / 貯蓄投資差額 |
Research Abstract |
(i)専門学術誌への投稿論文の修正、掲載: 専門学術誌『国民経済雑誌』に新たな論文を投稿し、実証部分を含め、数度の修正作業を経て掲載が認められる。内容は、スタートアップ企業やベンチャー企業を念頭に、企業の成長を促すイノベーション活動と金融的要素の関係を、経済学的に実証したもの。データは経産省「企業活動基本調査」の個票データなどを使用。 (ii)書籍の執筆: 共著で書籍を執筆し、2013年夏に発刊予定。担当したのは、企業規模ごとの金融面の状況をマクロ的に整理し、グローバル金融危機と関連付けて実証分析するというもの。そのための原稿を、これまでの研究成果に基づき新たに書き下ろし。 (iii)中小企業政策に関するサーベイの実施: 本研究に直結する経済政策である中小企業政策について、経済理論、歴史的背景、海外諸国の動向も踏まえつつ、考え方とわが国の状況を整理。 (iv)成果の普及活動: 上記の(ii)については、経団連(21世紀政策研究所)主催のシンポジウムや経済産業研究所DP検討会など複数の場でプレゼンテーションを実施。(iii)については、参議院事務局や京大などにおける研究会で報告し、当該分野の実務・理論の専門家と意見交換を行った。 (v)全体の整理: 最終年度である本年度までの研究代表者、分担者の成果や作業結果を整理し、今後の書籍出版などさらなる発信のための準備を行った(出版企画は2つ提出済みで、うち1つは出版が確定。いずれについても科研費の成果に基づく旨を明記している)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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