2012 Fiscal Year Annual Research Report
日本企業はアジア再進出にアメリカ経済援助をどう利用したか
Project/Area Number |
22530343
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
山田 敦 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (80322767)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 直樹 広島大学, 社会(科)学研究科, 講師 (10335721)
北波 道子 関西大学, 経済学部, 准教授 (60454592)
山田 美香 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (90331610)
平田 雅己 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (20287577)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 台湾 / 経済進出 / 援助 / 1950年代 |
Research Abstract |
平成24年度は平成22年度同様、台湾から関連する分野の研究者を日本へ招聘し日本側メンバーと合同で研究会を開催した。これの準備および連絡調整は研究分担者の北波道子が中心となってあたり、平成24年7月28・29日に関西大学で「シンポジウム:1940・50年代の台湾を考える」として台湾側から8名ほど研究者を呼んで、日本側報告者5名とともに開催できた。この成果の概要は平成25年3月に『現代台湾研究』第43号で公開された。 上記の招聘の予算は関西大学からの補助金等、他の予算からでほとんどまかなえたため、今年度は最終年度にもかかわらず比較的研究費が潤沢であった。そのため、研究代表者および研究分担者は引き続いて国外での調査活動を続けることができた。研究代表者の山田敦は、台湾へ2回赴き、国家図書館等において1950年代のアメリカの台湾援助とそれへの日本のかかわりについての資料収集を行った。研究分担者の平田正己は、アメリカ・メリーランド州の国立公文書館へ資料収集に赴き、アメリカの1950年代の日本や台湾を含むアジア政策について調査した。研究分担者の山田美香もアメリカ・メリーランド州の国立公文書館へ赴き、アメリカの1950年代の技術教育に関する援助政策について調査した。研究分担者の前田直樹は台湾で調査を行った。北波道子も、本科研ではなく関西大学の在外研究によってではあったが、アメリカ・ワシントンD.C.へと赴き、関連資料に収集にあたった。国内の調査活動については、山田敦が東京の外務省外交史料館で継続した収集活動にあたった。また1950年代に台湾へ輸出した企業OBについても、電話や手紙であったが聞き取りを行った。 上記調査をもとにした成果は整理中で、平成24年度内は概要を報告できたのみであったが、今後は順次成果発表を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)