2012 Fiscal Year Annual Research Report
技術経営における事業モデルと戦略・マネジメントに関する理論的・実証的研究
Project/Area Number |
22530442
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
今田 治 立命館大学, 経営学部, 教授 (50232608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中西 一正 立命館大学, 経営学部, 教授 (40217766)
徳田 昭雄 立命館大学, 経営学部, 教授 (60330015)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 技術経営 / 事業モデル / 生産革新 / 調達革新 / 超低燃費化技術 |
Research Abstract |
これまでの研究成果を踏まえ、事業モデルの構築と技術経営という点から、自動車企業の新技術・新製品開発、低コスト化(生産・調達革新)、組織革新に的をしぼり、次の点を研究課題として、理論研究と企業の実態調査に取り組んだ。1.今日の経済・経営環境下において顧客価値創造のために鍵となる自社技術とは何か、その特性、応用を見極めての技術開発はどのように行われているか。2.その技術を活用してどのような新製品、顧客価値が生み出されているか。3.その価値を適正な価格で提供するために、生産・調達の改革がどのようにすすめられているか。4.どのような開発・生産の体制がとられ、それがどのように全社的な組織革新につながったのか。 先行研究の理論的検討とともに、具体的には、自動車企業における内燃機関(ガソリン、ディーゼルエンジン)の技術開発(超低燃費化)と新設計(開発)手法を重点に、生産、組織革新を含めて、次の事例研究を行った。1.マツダ㈱の「SKYACTIV」技術開発 2.ダイハツ工業㈱の「イース」技術開発。その成果は、下記論文で公刊している。 1.今田治「新技術開発と生産・事業モデル革新 -マツダ・SKYACTIV技術開発を事例にして-」立命館大学経営学部創設50周年記念論文集『ビジネスの発見と創造-企業・社会の発展と経営学』ミネルヴァ書房、91-108、2012年 2.今田治「新技術開発と生産・事業モデル革新-ダイハツ・ミライーステクノロジー開発を事例として- 」 立命館大学経営学会「立命館経営学」 51/ 5, 15-34 2013/01
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)