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2012 Fiscal Year Annual Research Report

CSRとしてのダイバーシティ

Research Project

Project/Area Number 22530557
Research InstitutionTsuru University

Principal Investigator

野畑 眞理子  都留文科大学, 文学部, 教授 (00198607)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywordsマネジング・ダイバーシティ / ダイバーシティ尊重 / インクルージョン / カラー&ジェンダー・ブラインド主義 / カラー&ジェンダー・コンシャス主義 / gender intelligence
Research Abstract

1. 米国企業のマネジング・ダイバーシティが、「アファーマティブ・アクション(AA)とはまったく関係がない」という日本の研究者の主張に反して、AAの中から形成されたパラダイム転換であったことを、理論的、実証的に明らかにした。
2. 集団間の違いを理解し、多様性を組織文化に組み込んでいく例として、マネジング・ジェンダー・ダイバーシティに着目し、「知性の性差gender intelligence」や「ジェンダーのバランスが取れたリーダーシップgender-balanced leadership」の重要性を明らかにした。
3. 組織内でダイバーシティとインクルージョン(D&I)を促進する重要な要因には、CEO、D&Iの経営者チーム(leadership team)、CDO(Chief Diversity Officer)などがある。
4. A社では、マネジング・ダイバーシティを導入・促進することによって、従業員のengagementが高まった。白人男性管理職たちも、会社がD&Iにコミットした結果、より良い組織になったと感じている。D&Iを促進するため多様な工夫がなされているが、その一例として社外のメンバー-多様なコミュニティを代表する特定領域のエキスパートたち-から成るDIVERSITY AND INCLUSION ADVISORY BOARDの設置がある。経営層の賞与の25%はD&Iの成果で決まる。ただし、この賞与は会社の財務パフォーマンスとは関係なく支払われる。このことからもD&Iを財務パフォーマンスに直結して考えてはいないことが分かる。
5. B社では、多様な人種・民族の文化の違いに関する知識が、事業にとっても非常に重要であり、従業員や多様なコミュニティのサポートを得て、膨大な資料としてまとめられている。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 米国におけるダイバーシティ・イニシアティブ-アファーマティブ・アクションからマネジング・ダイバーシティへ-2013

    • Author(s)
      野畑眞理子
    • Journal Title

      都留文科大学大学院紀要

      Volume: 第17集 Pages: 1-18

URL: 

Published: 2014-07-24  

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