2011 Fiscal Year Annual Research Report
「小学校英語活動のカリキュラムマネジメントによる学校改善に関する研究」
Project/Area Number |
22530865
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
倉本 哲男 佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (30404114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉本 クリスティーン 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20510126)
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Keywords | 小学校英語 / カリキュラムマネジメン / 研究主任 / リーダーシップ |
Research Abstract |
研究の目的は以下の2点であった。 ●研究目的(1)(主として教育方法学的な分野) 「小学校英語活動」を通した子どもの学的・人格的成長に関して、どのような「効果」が上がったのか。また、そのための促進・阻害要因とは何か。 ●研究目的(2)(主として教育経営学的な分野) 「小学校英語活動」カリキュラムの開発・経営を通した』「学校力」を培うカリキュラムマネジメントにおいて、どのような「効果」が上がったのか。また、そのための促進・阻害要因とは何か。 これに対応する方法論は、今年度は特に米国に焦点化した。 米国の移民児童(Emigrant Children)に施すESL (English as second Language)において、子どもの学的・人格的成長に関するカリキュラムマネジメントの態様を明らかにすることであった。特に具体的には以下のようなケーススタデイーを実施した。 ・学校要覧/指導案検討 ・授業場面での授業記録分析 ・学校長/カリキュラムコーディネーターインタビュー調査 特に、授業場面では、米国の授業記録を取り、心理学的なディスコース分析や子どものリフレクション分析を行い、学習者の言語的・心理的成長を垣間見ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集は終了し、今後は論文化を進めたい。その意味で概ね良好である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の推進方策は、データを質的に分析し、論文化を進める。今年度いっぱいで報告書も完成するであろう。
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Research Products
(3 results)