2012 Fiscal Year Annual Research Report
若年女性への「乳がん」教育による意識改革の効果の検討
Project/Area Number |
22530867
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
大村 東生 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30295349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
九冨 五郎 札幌医科大学, 医学部, 助教 (10404625)
平田 公一 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50136959)
鈴木 やすよ 札幌医科大学, 医学部, 助教 (60404604)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教育学 / 乳癌 / 検診 / 健康 |
Research Abstract |
平成24年度の研究実施計画 ① 全体的統計解析を行う。② 乳がん検診に対する啓蒙活動を推進する。③ 調査項目の解析と乳がん検診受診率を高めるための提言を作成する。 研究の成果 ①これまで、約1700名(札幌市内の5つの大学、専門学校)の若年女性(20歳前後の女子学生)に対して「乳がんおよび子宮頸がん」についての知識・意識調査を行った後、カリキュラムに沿った講義および「命の大切さと乳がん」をテーマとしたパフォーマンスを行った。講義前後のアンケート・知識調査から、講義により乳がんの知識および検診に対する意識が高まり、将来、乳がん検診を希望する若年女性の割合が増えた。現在、それぞれのアンケート30項目に対する講義前後の結果について解析中である。 ②第22回日本乳癌検診学会にて「若年女性に対する乳がん講義の教育効果」について発表した。(2012年11月9日、那覇市)③2012年8月26日、Pink Ribbon in Sapporoを開催し、乳がん検診に対する啓蒙活動をおこなった。また、1年を通して、ラジオ番組およびイベント等への出演により広く女性へ乳がん検診の必要性を訴えた。④乳がん検診率を高める施策として、検診適齢期の40代-60代女性への啓蒙活動のみならず、20歳前後の若年女性に乳がんについて教育することが、将来の検診率を高めるために有用である。乳がんの知識を高めることで、自分のため、家族のための検診であることを、自覚させることが、今回の教育講義により判明した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)