2012 Fiscal Year Annual Research Report
学力と就労の関係性に関する実証的研究-「相対的な学力」の概念を鍵にして-
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22530917
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山内 乾史 神戸大学, 学内共同利用施設等, 教授 (20240070)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 清治 佛教大学, 教育学部, 教授 (20278469)
米谷 淳 神戸大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70157121)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 学歴社会 / 若年就労 / 学力 / 日本の教育 / イギリスの教育 |
Research Abstract |
これまでに学力の研究は再三行われ、また若年就労の研究も再三行われてきた。ただし、この両者をダイナミックに結合した学力=就労調査は十二分に行われてきたとは言えない。本研究では、この課題に着手するに当たり、鍵となる概念として、「絶対的な学力」ではなく、「相対的な学力」を提唱する。従来の学力の研究の主力は「絶対的な学力」に重点を置くものであった。しかし、これに劣らぬ重要性を持つ概念として、「相対的な学力」があり、この概念は集団内での相対的な位置を重視する。この「相対的な学力」の概念をキーワードにした学力=就労調査により、これまでの研究の蓄積に、全く異なる視角からの新たなる知見を加えることができると考える。不安定就労に従事する若者には欧米と日本とでは大きな差異があり、その日本的特徴を「相対的な学力」を中心に考察することが目的である。この認識に基づき、われわれは日英両国において質問紙調査と聞き取り調査を実施し、相対的な学力が生徒・学生の進路にいかなる影響を及ぼし得るのかを考察してきた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)