2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22530927
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Research Institution | Tokyo International University |
Principal Investigator |
田部井 潤 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (50267861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 克弥 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (80129072)
渡部 晃正 東京家政大学, 家政学部, 准教授 (90240506)
栗栖 淳 国士舘大学, 文学部, 教授 (20215057)
加藤 善子 信州大学, 全学教育機構, 准教授 (90434969)
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Keywords | 学校教育制度 / 株式会社立学校 / 日米比較 |
Research Abstract |
1.日本の株式会社立高校への調査依頼 2012年度に予定している調査実施のため、調査対象校として相生学園高校(兵庫県)、日々輝学園高校(栃木県)へ、研究計画の説明と定性・定量調査実施の依頼を行った。 2.米国(サンフランシスコ)での営利学校関係機関への調査 1)Western Association of Schools and Colleges(米国西部基準協会)のAccrediting Commission for Schools(初等中等学校基準協会)を訪問し、K12における学校評価の仕組みと問題点について説明を受けた。日本では、初等・中等学校の基準協会は存在しない点を踏まえ、日米比較という視点から聞き取り調査を行った。 2)Western Association of Schools and Colleges(米国西部基準協会)のAccrediting Commission for Senior Colleges & Universities(大学基準協会)を訪問し、大学評価の仕組みと株式会社立大学に対する問題点について説明を受けた。株式会社立大学の情報の非公開性、予算配分の問題点、利益の分配に関して問題があることがわかった。 3)Phoenix Learning Centerを訪問し、米国最大の営利大学の教育システムを観察した。 4)Edison Charter Academyを訪問した。本校は、学校経営を受注している企業であるエジソン社が、以前経営していた就学前教育機関並びに小学校であり、エジソン社が経営していた時の問題点、チャータースクールへどうして変わったのかについて説明を受けた。 3.文献データ・ベースの改善 前年度からはじめた、営利教育機関に関する文献データ・ベースの追記、訂正を行った
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
日本の株式会社立高校における生徒への定性調査(インタビュー調査)が、調査対象校のスクーリング期間との関係で、実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、これまでの研究成果を部分的にしろ、学会発表・機関誌への投稿を通して公表し、外部の第三者評価にかけることで、本研究の客観性を高めていく予定である。
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Research Products
(7 results)