2012 Fiscal Year Annual Research Report
コミュニケーション能力育成のための演劇的方法を用いたカリキュラムの開発研究
Project/Area Number |
22530979
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
難波 博孝 広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30244536)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
幾田 伸司 鳴門教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (00320010)
森 美智代 福山市立大学, 教育学部, 准教授 (00369779)
寺田 守 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (00381020)
原田 麻詠(永田麻詠) 梅光学院大学, 子ども学部, 講師 (10612228)
原田 大介 福岡女学院大学, 人間関係学部, 講師 (20584692)
稲田 八穂 筑紫女学園大学, 人間科学部, 准教授 (20612518)
宮本 浩治 武庫川女子大学短期大学部, 日本語文化学科, 講師 (30583207)
牧戸 章 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (40190334)
渡辺 貴裕 帝塚山大学, 現代生活学部, 准教授 (50410444)
小田中 章浩 大阪市立大学, 文学研究科, 教授 (70224251)
若木 常佳 福岡教育大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (90454579)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 国語教育 / コミュニケーション / 演劇的方法 / 異化 |
Research Abstract |
1年目の2010年度は、国語科教育学や演劇学など諸学問を精査してコミュニケーション能力を定義付け、諸学問の精査と諸外国のコミュニケーション教育の知見を生かして、コミュニケーション能力育成の目標設定を行った。2年目の2011年度は、国語科教育や演劇教育などで行われてきた演劇的方法によるコミュニケーション育成の方法を探求してきた。3年目の2012年度は、ここまでの研究成果を生かして、学会でのラウンドテーブルや論文などで成果を発表した。 本科研で合意した点は以下のことである。A コミュニケーションとは何か(シンボルを創造し、そのシンボルを介して意味を共有するプロセス)B コミュニケーション能力とは何か(シンボルを創造し、そのシンボルを介して意味を共有する力(能力))C コミュニケーション力(能力)の内実(・コミュニティーに参加する力・コミュニティーや他者、自己と信頼(ラポール)を結ぶ力(意欲(勇気)/知識/スキル/コンピテンシー・・・以下同じ)・<よくわかっている~よくわからない>他者や自己とかかわる力・他者や場、コミュニティー、自己のようすが想像できる力・(コミュニケーション)観の保持とそのメタ認知ができる力・自分のコミュニケーション観を変えることができる可塑性・自分のコミュニケーションスタイル(バーバル、ノンバーバル、プレゼンスなど)などのメタ認知と他者の認知の認知ができる力・自分のコミュニケーションスタイルを変えることができる可塑性 D 演劇的方法の一番の力は、異化作用である(ブレヒト的な意味であり、今まで当たり前に見えていたこと思っていたことを、未知のものに変えていく効果(作用)) これらの合意を、本年度の研究成果としたい。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)