2012 Fiscal Year Annual Research Report
大学の資源を活用した協働的支援によるキャリア教育・就労定着プログラムの開発
Project/Area Number |
22531059
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Research Institution | Takasaki University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
松田 直 高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 教授 (60099942)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 征三 東京未来大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50309639)
金澤 貴之 群馬大学, 教育学部, 准教授 (50323324)
吉野 浩之 群馬大学, 教育学部, 准教授 (60438637)
霜田 浩信 群馬大学, 教育学部, 准教授 (80364735)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 特別支援学校 / 知的障害 / キャリア教育 / 大学の資源 / 就労支援 / 就労定着プログラム |
Research Abstract |
(1)群馬大学教育学部附属特別支援学校高等部を卒業した生徒の就業先(一般就労、福祉就労)を対象に、訪問調査を引き続き実施し、就業先で必要とされる資質を具体的に集約した。前年度は20の資質に集約したが、在学生(小学部、中学部、高等部)の指導に反映させる上で分かりにくい面があったため、本年度はさらに整理して12の資質に絞り込んだ。これを授業実践に反映させることが全校的に行われ、一定の評価を得ることができた。 (2)平成23年度末まで群馬大学教育学部のある荒牧キャンパスの生協食堂で就労していた聾重複障害のある青年(附属特別支援学校高等部の卒業生、その後福祉就労に移行)について、学生がジョブコーチとして係わり、作業効率や作業態度の向上を図った経過を毎月の「重度障害者の就労促進を目指す研究開発プロジェクト」のミーティングで分析し、論文にまとめた。 (3)群馬大学教育学部附属特別支援学校高等部の生徒に対して、23年度のビルメンテナンス作業の日常化を図るとともに、カフェの営業に必要な事項(食器、調理器具、器具整理棚、レジスターなどの道具やコーヒー・紅茶などの材料、テーブル・椅子などの配置、接客態度など)を検討し、授業実践に発展させ、公開研究会で一般参加者にもコーヒーを提供することができた。 (4)上記の実践研究を通して、小学部段階からのキャリア教育と高等部卒業後の就労定着プログラムに必要な条件を具体的に検討することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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