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2012 Fiscal Year Annual Research Report

サイトカインENFペプチドファミリーの受容体活性化機構の解明

Research Project

Project/Area Number 22570108
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

河野 敬一  北海道大学, 先端生命科学研究科(研究院), 特任教授 (10136492)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywordsサイトカイン / 昆虫 / 自然免疫 / NMR
Research Abstract

ENFペプチド等による昆虫免疫系等における受容体及び受容分子との相互作用を明らかにして活性化機構を分子レベルで理解するために、本年度については昨年度に引き続いて以下の検討を進めた。まず、構築した大腸菌及び酵母によるENFペプチド発現系の改良を進め、効率的にNMR解析に有効な安定同位体標識試料を調整する技術のさらなる検討を進めた。受容体活性化メカニズムの分子機構の解明については、引き続きENFペプチドが相互作用することがすでに明らかになっているEGF受容体及び受容分子GBP-BPを中心に、構造生物学的アプローチにより、それらの相互作用に関する情報の解析を進めた。NMR法による相互作用解析及びSPR法による相互作用解析から、ENFペプチドに対するスカベンジャーとして働くと考えられるGBP-BPとの結合に関して新しい知見を得ることに成功した。また、昆虫免疫系における新規受容体の同定と解析については、昆虫の血球細胞活性化に関与すると考えられるアダプター分子などがごく最近新規に同定されているが、ENFペプチドの直接の受容体についてはまだ同定されていないことから、新規の受容体の同定を目指した検討を進めた。ENFペプチドと一次配列上の相同性は低いながら、立体構造が類似しているケモカイン様サイトカインHCPについては、その受容体との相互作用について、変異体解析を中心に進め、活性発現に重要な残基及び立体構造上の特徴について、新しい知見を得ることに成功した。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 酵母Pichia pastorisによるthioredoxinを利用したペプチド生産

    • Author(s)
      北村 優紀他
    • Organizer
      第85回日本生化学会大会
    • Place of Presentation
      福岡国際会議場(福岡県)

URL: 

Published: 2014-07-24  

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