2012 Fiscal Year Annual Research Report
IMIS30年間の医療DBを利用したライフスタイル変化の生体影響の視覚化
Project/Area Number |
22590473
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
栗原 幸男 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (00215071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高尾 俊弘 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (00243824)
瀬尾 宏美 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (80179316)
片岡 浩巳 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (80398049)
高田 淳 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (90206748)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 医療データベース / 疫学調査 / ライフスタイル / 医学統計解析 |
Research Abstract |
高知大学医学部附属病院で1981年の開院と同時に稼働した病院情報システムに蓄積した約30年間の医療データを利用し、地域住民の基礎的な健康指標の年次推移を明らかにするため、これまで医療データベースから抽出した準健康人の特性を調べて来たが、最終年度の本年度は準健康人が地域の大凡健康な住民の健康指標をどの程度模擬できるかを調べた。地域住民の健康データとしては高知県衛生研究所から提供を受けた完全に匿名化された一般健康診査データを用いた。地域の大凡健康な住民としては、尿定性検査に異常がなく、BMIが17から30の健診受診者において血中ヘモグロビン(Hb)とASTが2.5パーセンタイルから97.5パーセンタイルに入る者とした。比較した期間は1993年から2007年で、それを5年間ずつの3期間に分け比較した。年齢階層は40歳から84歳を5歳区分で設定した。準健康人の設定は前年度までは赤血球数、白血球数、尿素窒素、総蛋白、ASTが臨床基準値にある者としていたが、本比較では赤血球数の代わりにHbを用いた。準健康人と地域の大凡健康な住民との比較は、抽出条件に用いなかった検査で両者にある検査としてALTと血中総コレステロールについて、検査値頻度分布の一致度をマン-ホイットニーU検定とコルモゴロフ-スミルノフ検定を用いた。最近の2003年から2007年については、性別年齢階層別の比較においてかなりの一致を見たが、その前の2期間については一致する年齢階層は少なかった。この原因としては、健診受診者の地区比率や年齢構成の年ごとの大きな変動に加え、検査手法の違いが考えられた。最新のデータで一致していたことおよび対象者抽出が一貫していることから準健康人は地域住民の基礎的な健康指標の年次推移を見るのに適した対象であると言える。今後本研究の成果を論文発表し、準健康人を用いたコホート研究の可能性を追究する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)