2012 Fiscal Year Annual Research Report
自己免疫性肝疾患の病態・治療効果・予後と遺伝子多型および発現蛋白の網羅的解析
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22590725
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
吉澤 要 信州大学, 医学部, 特任教授 (90220615)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅村 武司 信州大学, 医学部, 准教授 (30419345)
太田 正穂 信州大学, 医学部, 准教授 (50115333)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 自己免疫性肝炎 / 原発性胆汁性肝硬変 / 疾患感受性遺伝子 / 遺伝子多型 / ゲノムワイド解析 / サイトカイン |
Research Abstract |
24年度の実績 1. 自己免疫性肝炎のゲノムワイドアソシエーション解析(GWAS)については、当科症例のデータは投稿中である。現在のところ、有意な遺伝子領域はいくつかあるが、それほど強い関連を示すものはない。自己免疫性肝炎の症例収集とデータ解析では、愛媛大学からの症例と合わせ200例を超える長期観察例の臨床データ、長期予後、発がん、遺伝的因子を解析して、雑誌「Hepatology 2012」に掲載された。 2. 原発性胆汁性肝硬変に関しては、原発性胆汁性肝硬変とtoll-like receptor 4の関連を「Hum Immunol 2013」に報告した。 3. サイトカイン・ケモカインの解析に関しては、蛍光マイクロビーズアレイシステムLABScanTM100 with XYPで30種類以上を網羅的に解析、自己免疫性肝炎の発症にかかわる数種類を同定し、より詳細な、肝炎の発症から治療介入を経時的に解析し、現在論文作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)