2012 Fiscal Year Annual Research Report
AIF―1分子の機能解析と関節リウマチの治療法の開発
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22591080
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
川人 豊 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50336731)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 裕二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00305575)
太田 光熙 神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (00330423)
河野 正孝 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60405256)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | AIF-1 / IL-6 / ケモカイン |
Research Abstract |
AIF-1 の生物学的活性を検討するため、これまでの研究で、ヒト末梢血のCD14 陽性細胞にリコンビナントAIF(rhAIF-1)添加で発現するmRNA を網羅的に解析した結果、IL-6の他、CCL1,CCL2/MCP-1, CCL3/MIP-1a,CCL7/MCP-3, CCL20/MIP-3aなどのケモカインでRNA up-regulateを認めた。 本年度は、これらの分子の蛋白レベルの発現をELISA法で測定した。その結果、Negative Control群と比較して、AIF-1 100ng/ml群でIL-6とCCL3に有意な産生亢進を認めたが、CCL1,CCL2/MCP-1, CCL7/MCP-3 とCCL20/MIP-3αの産生は軽度であった。Cell Migration Assayで、rhAIF-1を100ng/mlを添加したCD14陽性細胞の培養上清でPBMCの遊走能を示した。 このように、AIF-1の刺激によってCD14陽性細胞から産生された上記のサイトカイン・ケモカインが、末梢血単核球を細胞遊走させることが明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)