2012 Fiscal Year Annual Research Report
自家骨髄由来幹細胞とbFGF徐放ゼラチンビーズによる肺気腫の新しい治療の研究
Project/Area Number |
22591570
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
垂水 晋太郎 香川大学, 医学部, 助教 (30550082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 奈都美 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (20572853)
呉 哲彦 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (50313656)
横見瀬 裕保 香川大学, 医学部, 教授 (80231728)
後藤 正司 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (40398029)
横田 直哉 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (10636492)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 肺気腫 / 骨髄由来幹細胞 / bFGF |
Research Abstract |
イヌ肺気腫モデルを確立し、対象のイヌから自家骨髄由来幹細胞を分離・培養することに成功した。プロトコルに従いbFGF徐放ゼラチンビーズを作成し、bFGF徐放ゼラチンビーズと自家骨髄由来幹細胞を同時に静脈から投与した(全4頭)。投与前後でバイタルサイン評価や血液ガス検査を行い、投与に伴う有害事象のないことを確認した。投与1か月後の肺機能検査では有意な改善は認められなかったが、血液ガス検査では酸素化能の改善傾向を認めた。組織学的検討では、気腫肺の指標とされる肺胞間距離(Lm)では一部に改善を認めたものの有意な変化は認めなかった。今後、投与方法の改善(肺動脈内への直接投与)、骨髄細胞のアポトーシス抑制などを検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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