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2011 Fiscal Year Annual Research Report

β2受容体遺伝子多型が女性骨盤底機能障害患者の骨盤底筋収縮に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 22591795
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

宍戸 啓一  福島県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (30285035)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石橋 啓  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90347211)
Keywordsβ2受容体 / 骨盤臓器脱
Research Abstract

(1)β2-アドレナリン受容体のDNAにおけるアミノ酸配列のArg16→Gly16、Gln27→Glu27、Thr164→Ile164のpolymorphismを検討するために、各polymorphismの発現している部位のプライマーを作成し、それぞれを使用して正しい部位を増幅できていることを制限酵素を使用して確認した。さらに、実際の骨盤臓器脱患者およびageマッチングした正常女性のβ2-アドレナリン受容体polymorphismを比較することを目的とした臨床研究のための計画書類を作成し、本学倫理委員会に提出、承認の手続きをしている最中である。
(2)骨盤底筋機能の評価をする経膣触覚アレイセンサーを開発し、基礎的に圧測定の可能なことを検証した。さらに臨床応用してみたが、圧測定値の誤差が大きく、また測定される圧のレンジが大きいため、再現性に乏しいことが明らかとなった。したがってアレイセンサーの抜本的な改良が必要と考え、現在センサーの形態、感度、数、位置などを見直し調整中である。
(3)経会陰的超音波画像解析により骨盤底筋、特に肛門挙筋群の運動を解析している。超音波画像の取り込みは可能になったが、その解析において、肛門挙筋群の運動を代表するposterior anorectal angle上のある定点の動きをトレースすることが困難で、現在測定法を変更して試行中である。また、使用する解析ソフトの変更、追加も検討している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

人員的な問題でβ2・アドレナリン受容体polymorphismを検討する臨床研究の実施計画が大幅に遅れている。センサーはまだ開発段階で臨床応用ができていない。

Strategy for Future Research Activity

新たに分担研究者を増員し、速やかに臨床研究が実施できるように努力していく。また、アレイセンサーの開発に関しては、研究代表者、分担研究者のみではなく、海外研究協力者、機械メーカーともより緊密に連絡を取り、可及的短期間での完成を目指すつもりである。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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