2012 Fiscal Year Annual Research Report
β2受容体遺伝子多型が女性骨盤底機能障害患者の骨盤底筋収縮に及ぼす影響
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22591795
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
宍戸 啓一 福島県立医科大学, 医学部, 研究員 (30285035)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石橋 啓 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90347211)
高橋 則雄 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (50622312)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | β2受容体 / 遺伝子多型 / 女性骨盤底 / 骨盤底筋 |
Research Abstract |
(1)β2-アドレナリン受容体のDNAにおけるアミノ酸配列のArg16→Gly16、Gln27→Glu27、Thr164→Ile164のpolymorphismを検討するための、各polymorphismの発現している部位のプライマーを作成し、RFLP法にて検出可能になっていたが、さらに容易に検出可能なように、その後プライマーはTaqMan法にてreal time PCRにて検出可能となるように設計し直した。このプライマーを用いて正常人ボランティアから得られた髪の毛の毛根細胞から抽出したDNAを用いてβ2-アドレナリン受容体のSNPが判別可能であることを確認した。 (2)実際の骨盤臓器脱患者およびageマッチングした正常女性のβ2-アドレナリン受容体polymorphismを比較することを目的とした臨床研究のための計画書類を作成し、本学倫理委員会に提出し、承認の手続きを得ることが出来た。 (3)骨盤底筋機能の評価をする経膣触覚アレイセンサーの圧測定値の誤差を修正するために現在センサーの形態、感度、数、位置などを見直し調整中である。 (4)経会陰的超音波画像解析により骨盤底筋、特に肛門挙筋群の運動を解析している。今後データーを集積し、また承認の得られた方から毛根細胞をはじめとする細胞由来のDNAを収集し症例数が集まったところでSNP解析に写る予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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