2012 Fiscal Year Annual Research Report
視細胞・網膜色素上皮細胞機能の定量解析による加齢黄斑変性発症機序の解明
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22591946
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
飯田 知弘 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (50241881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石龍 鉄樹 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00216540)
丸子 一朗 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (10443871)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 眼底自発蛍光 / 定量化 / 加齢黄斑変性 |
Research Abstract |
1)長波長(緑色)自発蛍光撮影のためのフィルター作成 : 水晶体自発蛍光および黄斑色素の影響をできる限り排除し、黄斑部の自発蛍光を捉えるためのフィルターとして555nmのフィルターを作成した。532nmレーザー光と組み合わせることにより、自発蛍光像の撮影を可能にした。このフィルターの開発により、従来、黄斑色素により低輝度に描出されていた黄斑部自発蛍光が、黄斑周囲の自発蛍光とほぼ同程度に描出されるようになった。 2)定量化のためのリファレンスの挿入: 定量化のためにSLO装置内の光路に、自発蛍光のリファレンスを設置した。白内障の程度を目視で分類し、自発蛍光強度との相関を検討したが、線形相関性は低く新たな改良が必要となった。 3)白内障による励起光の減衰を評価する手法として、赤外光を参照光としたときの青色、緑色光の減衰量を計測し補正する機構を考案した。光路に新たに赤外光用のリファレンスを作成挿入した。軽度の白内障眼では測定が可能となったが、実際に撮影を行ってみると白内障眼の撮影では、リファレンスの輝度が飽和してしまい、しばしば測定できないことがわかった。このためリファレンスにグラデーションを設け飽和することが少ないリファレンスを作成した。現在、このリファレンスを使用して白内障眼における定量化を進め得ている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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