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2011 Fiscal Year Annual Research Report

日米の比較分析に基づく看護学生の人間的コミュニケーション能力育成プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 22592366
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

KATZ EdmontC  福井大学, 医学部, 講師 (70401958)

Keywords看護教育 / コミュニケーション / 看護学生 / 分別能力 / 能力育成
Research Abstract

本研究は、日米の看護における人間的/機械的メッセージの特徴とその分別能力発達過程を比較することで、文化的および教育的背景の相違を明確にし、日本における看護学生の人間的コミュニケーション能力獲得過程の特性を明確化することである。加えて看護学生がどの程度人間的メッセージを理解し、コミュニケーション場面の中から抽出できるかについて明らかにしたうえで、看護学生のための人間的コミュニケーション能力育成プログラムの構築を目指す。
本年度は、人間的/機械的メッセージ分別能力と、先行研究で明らかとなっているコミュニケーション能力を総合的に測定する尺度を作成した。加えて、コミュニケーション能力に影響するであろう因子を抽出し、人間的コミュニケーション能力とその影響因子を測定する調査票を作成した。看護学生を対象に、調査票を用い量的調査を実施し、人間的コミュニケーション能力獲得過程と影響因子を踏まえ、日本の看護学生に必要な人間的コミュニケーション能力育成プログラムを構築した。
また、日本、アメリカ合衆国、シンガポールの医療従事者にインタビューを実施し、"Violence in the Health Care Sector"(アムステルダム)と"Violence in Psychiatry"(プラハ)にて、インタビューのデータを収集した結果、Situation Processing/Awarenessは、ある種の分別能力の分析のために役立つ全く新しいデータ収集方法であることが判り、次年度はこの方法を確認し、最終的に施行できる段階まで発展させる予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2011年度における新たな知見が、より高度で正確な試験装置の構築に寄与した。この装置は、現在、分析の最終段階にある。

Strategy for Future Research Activity

2012年度はこの研究計画の完了に向けて、次の調査(計測)を実施する予定である。
1.新しく開発された収集方法の最終確認
2.データの最終収集
3.データ分析
4.教育プログラムの構築

URL: 

Published: 2013-06-26  

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