2010 Fiscal Year Annual Research Report
看護学実習中の医療事故回避に向けた教授活動自己評価尺度の開発-実習安全FDの実現
Project/Area Number |
22592380
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Research Institution | Sapporo City University |
Principal Investigator |
定廣 和香子 札幌市立大学, 看護学部, 教授 (60299899)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舟島 なをみ 千葉大学, 大学院・看護学研究科, 教授 (00229098)
横山 京子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (80341973)
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Keywords | 看護学 / 看護学実習 / 医療事故 / 実習安全FDの実現 |
Research Abstract |
平成22年度は、主として次の活動を実施した。 1.国内外の文献検討と測定用具開発に向けた基盤研究計画の立案 ・国内外の文献検討を実施し、看護学教員の学生による医療事故回避に向けた対策と実践を解明し、測定用具を開発するための基盤研究計画書を立案・作成した。 2.看護学教員の学生による医療事故回避に向けた対策と実践を解明するための質問紙と特性調査紙の作成 ・作成した研究計画書に基づき先行研究「患者の安全保証に向けた看護師の対策と実践」を参考に看護学教員が実習中の医療事故回避に向けて実施している対策と実践を問うための自由記載式の質問紙、および回答した教員の背景を確認するための特性調査紙を作成した。 3.作成した質問紙の内容的妥当性を検討するためのパイロットスタディの実施と本調査 ・作成した質問紙の内容的妥当性を検討するため看護教育学の専門家による検討を複数回実施した。 ・専門家による検討会議の結果に基づき、質問紙を修正し、札幌市立大学倫理委員会の承認を得て、便宜的に抽出した大学・短期大学・看護専門学校の教員約65名を対象にパイロットスタディを実施した。 ・パイロットスタディの結果に基づき、質問紙及び特性調査紙を修正し、無作為抽出した教員625名を対象に本調査を実施した。震災の影響により回収率が低下した(39.9%)ため、本調査のデータ収集を継続予定である。
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