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2011 Fiscal Year Annual Research Report

看護プロフェッショナリズムの育成をコアとする卒後教育システム試案の開発

Research Project

Project/Area Number 22592427
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

澁谷 幸  神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (40379459)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中岡 亜希子  千里金蘭大学, 看護学部, 講師 (60353041)
山本 直美  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (70305704)
田村 由美  滋慶医療科学大学院大学, 医療管理学研究科, 教授 (90284364)
Keywords看護学 / 卒後教育 / プロフェッショナリズム
Research Abstract

本研究の課題のひとつは、現在の看護職を取り巻く現状を加味した看護職者のプロフェッショナリズムを明らかにすることである。前年度に行った先行研究の検討から、看護実践の中核となる生活行動援助技術について、専門職としての独自性に関する議論が進んでいない点、近年のチーム医療の推進の議論を踏まえた看護プロフェッショナリズムについては議論が少ない点が明らかになった。
これらの点を踏まえ、看護職を取り巻くチーム医療のメンバーが、看護職の専門性に対してどのような意見を持っているか、看護職に対するどのような見方をしているかを明らかにすることが重要であると判断した。したがって、平成23年度は、看護職者を取り巻くチーム医療のメンバーに対してインタビューによる調査を行うことを目的とした。
チーム医療において重要なメンバーは、医療サービスの受給者である患者である。本研究においては、まず、その患者から調査を行うこととした。調査にあたっては、倫理的な観点、データの真実性確保の観点から、医療に対するある程度冷静な見方ができ、看護職の役割や看護職者との関わりの経験を冷静に語ることができる方を研究協力者として依頼することが必要である。従って、入院経験や療養経験の豊富な患者会に所属している方に研究協力を依頼することとし、平成23年6月までに、調査依頼に関する所属機関の倫理審査を受け、患者団体を通じて研究協力依頼を行った。その結果、2つの患者団体に所属する入院経験のある方8名が研究協力者となり、平成23年8月~平成24年1月にかけてインタビューによるデータ収集を行うことができた。
現在、そのデータの分析中であり、平成24年度に結果を公表する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

患者団体への研究協力依頼にあたって、研究協力者本人に依頼するまでに、患者団体代表者やこれを支援する病院施設などへの説明、許可が必要であり、予想以上に時間を要した。当初の予定では、平成23年度は、患者への調査に加えて、チーム医療の各専門職への調査を行う計画であったが、各専門職への調査に関しては、まだ着手できていない。

Strategy for Future Research Activity

現在、チーム医療の各専門職への調査が遅れている状態である。そのため、この調査を行うメンバーと、患者から得たデータの分析を行うメンバーとで分担して研究を進める。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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