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2013 Fiscal Year Annual Research Report

看護プロフェッショナリズムの育成をコアとする卒後教育システム試案の開発

Research Project

Project/Area Number 22592427
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

澁谷 幸  神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (40379459)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中岡 亜希子  大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (60353041)
山本 直美  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (70305704)
香川 秀太  青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (90550567)
三谷 理恵  神戸大学, 保健学研究科, 助教 (70437440)
南部 由江  神戸常盤大学, 教養部, 助手 (40633087)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2015-03-31
Keywordsプロフェッショナリズム / 専門性 / 看護教育 / 卒後教育 / チーム医療 / 教育プログラム / 組織文化
Outline of Annual Research Achievements

平成25年度の研究成果は以下の通り
1.医療専門職が認識する看護師の専門性:医療専門職者12名の面接データを分析。看護師の専門性は、医学知識に基づいた観察や状況判断、治療や処置が確実にできることなどと認識されていた。看護師自身が認識する「患者を深く理解し寄り添う」という専門性は、Good Nurseの姿であり、看護師の専門性とは認識されていなかった。また、専門性の不透明さも表明されていたことから、看護師の専門性は医療チーム内でも十分に理解されていない状況が示唆された。本結果は、日本看護科学学会第34回学術集会にて発表した(2014年11月)
2.看護実践現場における看護師のプロフェショナリズムの形成:2病院でのフィールドワークとベテラン看護師3名の面接調査を実施。結果、看護実践現場においては、入職時の看護技術習得や中堅以降のマネジメント力育成に関心が高く、プロフェッショナリズムに関する研修はほとんど実施されていなかった。しかし、ベテラン看護師は、プロフェッショナリズムは、教えられて学ぶのではなく、考える姿勢を育む組織の中で、先輩看護師の姿を見ながら自ら身につけるものであると考えていた。また、そのような組織では、病棟看護師全員がプロ意識をもち、患者中心のケアが文化として根付いていた。このような組織や組織文化の形成には、中堅以降の看護師のプロ意識の様相の影響が大きいことが示唆された。また、看護師のプロ意識の形成は、患者への関わり方や姿勢がコアとなって形成されており、これが育つベッドサイドケアでの教育も今後の課題である。
3. 看護プロフェッショナリズムを育成する卒後教育システム試案の検討:これまでの研究結果を研究者間で検討し、教育プログラムおよびシステム試案を最終報告として提案する予定である。

Research Progress Status

26年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 他職種が語る看護師の専門性の様相 経験から描き出されたGood Nurseの姿と専門性への認識2014

    • Author(s)
      山本直美、澁谷幸、中岡亜希子、三谷理恵
    • Organizer
      日本看護科学学会第34回学術集会
    • Place of Presentation
      名古屋国際会議場
    • Year and Date
      2014-11-29 – 2014-11-30

URL: 

Published: 2016-06-01  

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