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2012 Fiscal Year Annual Research Report

極低出生体重児の健全な成長発達に寄与する生育環境と育児支援に関するコホート研究

Research Project

Project/Area Number 22592483
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

鈴木 康江  鳥取大学, 医学部, 教授 (10346348)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 南前 恵子  鳥取大学, 医学部, 准教授 (30252878)
前田 隆子  鳥取大学, 医学部, 教授 (40116372)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2014-03-31
Keywords育児 / コホート / 母性看護 / 低出生体重児
Research Abstract

本邦では平均出生時体重は減少傾向にあり,低出生体重児の出生が増えている.正常出生体重児の母親と比較し,極低出生体重児の母親では育児上の問題を抱える者が多い.特に子どもの発育や発達,しつけなどに困難感を訴え,育児困難を感じる家族が多いことがわかっている.子どもの健全な成長発達に寄与する成育環境にどのような特徴があるのか分析し,極低出生体重児の適切な育児支援について検討する目的で前向きコホート研究を行う.
調査は妊娠期の母親に同意をとり,妊娠前期,後期に調査し,併せて母親のパートナーに対しても調査する.その後,出産時のデータ,出産後半年,1年…と子どもが15歳になるまで実施していく予定にしている。
現在は第一段階で初期データベース作成を主に行っている。調査協力者の同意を得、基本情報、妊娠・分娩期情報の登録作業を実施している。初年度の研究開始が遅延したのも影響し、研究協力者数が予定数に満たないが、現在までに(平成25年3月30日) 524人の研究協力者が登録された.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

初年度の調査開始が予定より実施施設確保、倫理審査等に時間がかかり遅れたこと、研究協力者の同意が予定より少なく、2年間での登録数が予定の半数以下であったことなどから当初の研究協力者募予定数に満たない。しかし、ここ半年程は順調に協力者の確保ができつつある。

Strategy for Future Research Activity

今年度までに可能な限りの研究協力者の同意を得て、データベース作成をしていく予定である。当初の予定数には満たない可能性もあるが、現在の同意数をみると、年度内には1000人程度は登録可能と推測。登録者は順次出産、育児時期にはいっているため、追跡調査を実施し、データ蓄積をしていく予定である。
妊娠期を中心にデータベースの解析作業を予定している。
予定では15歳になるまでの追跡を予定しているため、順次調査票の作成・郵送ができるよう準備を進めていく。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 6ヵ月児をもつ母親(初産婦、経産婦)の唾液アミラーゼ値による検討 育児ストレス、産後うつ、母親意識との関連2012

    • Author(s)
      藤田 小矢香, 鈴木 康江, 西村 正子
    • Journal Title

      母性衛生

      Volume: 53 Pages: 451-457

    • DOI

      0388-1512

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2014-07-24  

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