2010 Fiscal Year Annual Research Report
身体的障がいを持つ子どもと家族へのセクシュアリティ支援に関する研究
Project/Area Number |
22592504
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
井端 美奈子 大阪府立大学, 看護学部, 准教授 (80331742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古山 美穂 大阪府立大学, 看護学部, 助教 (40290366)
工藤 里香 兵庫医療大学, 看護学部, 講師 (80364032)
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Keywords | 身体的障がい / 膣形成術 / ダイレーター / セクシュアリティ支援 |
Research Abstract |
(1) 事例・文献検討月に1回、ストーマセクシュアリティ外来を担当し、医師・外来看護師・創傷・皮膚・排泄認定看護師を交えて、毎回ケースカンファレンスをおこなった。必要時は病棟看護師を交えて、外来と病棟との継続看護について検討をおこなった。 (2) 情報収集(国内の学会参加)4月関西小児ストーマ研究会、7月第17回日本小児泌尿器科学会、10月日本性科学学会、12月近畿地区小児ストーマ研究会に参加し、他の研究者と情報交換をおこなった。(患者会活動への参加)4月患者会総会に参加7月家族会宿泊キャンプに参加し、性に関するテーマで交流会を開催した。 (3) ダイレーターの開発軽量紙粘土を用いて、ダイレーターを個別に作成した。 (4) パンフレットの作成 ストーマとセクシュアリティに関するもの(ストーマを増設した女性がセックスの際に注意するべき項目や工夫、心理的な支援を含むもの)、半陰陽に関するもの、膀胱炎予防、デートバイオレンス予防、避妊、性感染症予防など、性に関する幅広い情報を提供するためのパンフレットを作成した。 (5) 講演会の企画・開催 臨床心理士・服飾デザイナーが講師になり、親のストレスが軽くなり、身体的障がいがあってもファッションを楽しめる工夫などについて講演会を開催した。
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Research Products
(2 results)