2012 Fiscal Year Annual Research Report
養護教諭の健康相談活動スキル向上のためのプログラムの開発
Project/Area Number |
22592535
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
高田 ゆり子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90336660)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂田 由美子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (30347372)
金丸 隆太 茨城大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (30361281)
森田 展彰 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10251068)
村井 文江 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40229943)
村松 照美 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (90279894)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 学校看護 / 養護教諭 / 健康相談活動 / 健康相談活動スキル / プログラム |
Research Abstract |
本研究の目的は、養護教諭の健康相談活動スキルの向上を目指したプログラムの開発である。最終年度の平成24年度は、平成22年度と平成23年度に実施したプログラムの効果検証を行った。 平成22年度は小学校の養護教諭15名を対象に改訂版生活分析的カウンセリング(LAC-R)に焦点をあてた参画型プログラム、平成23年度は平成20~22年度に実施した健康相談活動スキル向上プログラムに参加した小・中・高等学校の養護教諭のうち13名を対象にコラージュ技法に焦点をあてた参画型プログラムを実施した。これら平成22年度、平成23年度のプログラム参加者全員でプログラムの効果検証を行った。開催回数は適切100%、開催時期は適切94.1%、研修は役に立った94.1%、研修内容が現在の活動に活かされている88.2%であった。プログラムで習得したスキルを実践で活用している養護教諭の割合は、コラージュ技法52.9%、構成的グループエンカウンター(SGE)41.2%、LAC-R 35.3%であった。コラージュ技法、LAC-Rとも保健室頻回来室者、保健室登校や不登校傾向の児童生徒への適応が多かった。SGE、LAC-Rは学級活動としての導入や健康教育活動などの集団活動にも活用されていた。本プログラムの受講感想として、「保健室での対応や保健指導として、LAC-Rやコラージュ技法を活用している」「受講者が多すぎず意見の交換もできて良かった」「コミュニケーションをとることが下手な子どもが多く、色々なスキルを学んで役に立つ」などの意見がみられた。以上のことから、LAC-R、コラージュ技法、SCEは養護教諭の健康相談活動スキルとして、児童生徒の健康増進、健康相談活動に活用できること、さらにプログラムの内容、時程は適切であることも示唆された。継続したスキルの活用と習熟のためのフォローアップ研修が今後の課題である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)