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2012 Fiscal Year Annual Research Report

在宅がん療養者を自宅で看取る家族を支援する訪問看護実践プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 22592626
Research InstitutionSeirei Christopher University

Principal Investigator

山村 江美子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 講師 (90340116)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長澤 久美子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (80516740)
蒔田 寛子  豊橋創造大学, 保健医療学部, 准教授 (10550254)
冨安 眞理  静岡県立大学, 看護学部, 講師 (50367588)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords在宅での看取り / 看取りを決心した家族 / 家族看護 / 終末期がん療養者 / 訪問看護師
Research Abstract

2次調査の分析を行い、プログラム開発の検討を行った。2次調査は、参加観察法による1次調査で明らかになった結果に対して、訪問看護師を対象としたグループインタビューを実施し、訪問看護実践内容の調査を行った。終末期がん療養者を自宅で看取ることを決心した家族に対して、訪問看護師が心がけて実践している家族支援の内容は、【死別準備への意図的関わり】【看取りの過程に伴走】【看取り後の関係性の継続】であった。訪問看護師は、家族とともに最期の時を過ごすことが役割であると捉え、家族と語らいあえる関係性の構築を心がけていた。ともに過ごし語らいあえるとは、常に一緒に生活しているがん療養者との死別の時期が近い家族に対して、生活の場の看取りになじむ姿勢をもっての関わりであった。本研究では、訪問看護師が死別に向かう家族支援として、ともに過ごし語らいあうというライフレビュー的な関わりを行っていることが明らかとなった。現在においては、がん患者等の個人に対してライフレビューを取り入れた援助の有効性が報告されているが、家族を対象とした報告はない。心がけて実践している段階ではあるが、家族支援として生活になじむ姿勢をもちながら、人生を回顧するライフレビュー的な訪問看護師の関わりは、今後の看護実践としての発展可能性を明らかにしていく必要性があると考えられた。
在宅がん療養者を自宅で看取る家族を支援する訪問看護実践プログラムとして、3つの項目に対して、9つの実践内容を含むプログラムを構築した。これは、家族としてどのような人生を送ってきたのかを把握し、家族間の会話のきっかけづくりに対応する死別の準備の段階から、家族の介護としては限界のある、痛みを与えない訪問看護師ならではと評価されるケアの提供、家族の看取り後においても、看取りに関わっていた訪問看護師だからこその支援という内容であった。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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