2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22611013
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
豊福 不可依 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10117179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大喜 雅文 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10160441)
有村 秀孝 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20287353)
杜下 淳次 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40271473)
納冨 昭弘 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80243905)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 3次元形状計測 / 赤外線 / 定量的画像化 / Kinect |
Research Abstract |
X線画像の濃度情報は撮影条件、画像処理パラメータ等によって種々変化し、主に形状の定性的診断にしか利用されていない。デジタルX 線撮影システムと、光学計測技術を組み合わせることによって、定量的X線撮影法の新たな進展が期待される。本研究では、被写体の3次元形状データを光学的に非接触測定し、被写体中でのX線の透過距離を計算することにより、骨と軟部組織の強調画像、さらには2成分の分離定量画像を求めることを目的とする。 (1)3次元形状計測システムの開発と改良:平成24年度は、平成23年度から開発を開始したKinectを用いた非接触型3次元形状計測システムをさらに改良し、形状測定精度を評価した。(2)3次元形状計測システムの測定精度の評価:改良を加えたKinectによる3次元形状計測システムを用いて、最も簡単な厚さが一定のファントムについて、距離画像の測定精度の評価を行った。また、表面形状が不均一な被写体に対して、片側面の3次元形状を光学的に測定することにより、厚さを求め、測定精度の評価をおこなった。測定誤差の原因と考えられる種々の要素についても基礎実験を行い、それらの誤差を推定した。その結果、これらの要素が測定精度に比較的大きな影響を与えることが分かった。(3)1階撮影による成分分離:円筒形冠状動脈ファントムを1回撮影し、被写体厚をKinectで非接触測定することにより、血管、アクリルの分離画像を得ることに成功した。これを2重管電圧撮影による分離画像と比較し、よい一致が得られた。(4)研究成果の発表:3つの国際学会(国際医学物理学会WC2012(5月、北京)、アメリカ医学物理学会AAPM2012(7月、シャーロット)、北米放射線学会RSNA2012(12月、シカゴ)において研究成果発表をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)