2012 Fiscal Year Annual Research Report
メカニカルストレス応答遺伝子Fbxo32の骨量調節における機能解析
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22616006
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
和泉 伸一 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (40264246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森石 武史 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 技術職員 (20380983)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | メカニカルストレス / 遺伝子 / 骨量 / 細胞・組織 / 発生・分化 / Fbxo / Runx2 / ノックアウト |
Research Abstract |
本研究は、Fbxo32ノックアウトマウスの解析を中心に、メカニカルストレスによる骨量調節の分子メカニズムの一端を明らかにすることである。 副腎皮質ホルモンによる骨量減少にFbxo32が関与するか明らかにする実験を行った。4ヶ月齢の野生型マウスおよびFbxo32ノックアウトマウスに徐放性プレドニンペレットを皮下に移植し、移植後27日目に屠殺し、マイクロCT、骨形態計測での解析を行った。プレドニンペレットを移植したマウスの多くは死んでしまうため、投与条件を検討している。マウスはヒトに比べてプレドニンに対する感受性がかなり高いようである。 この実験により、Fbxo32が骨芽細胞を介して、破骨細胞分化・機能に作用するかを明らかにする。野生型マウスおよびFbxo32 ノックアウトマウスの頭蓋冠由来骨芽細胞と野生型マウスの骨髄細胞を共培養した。多核のTrap染色陽性細胞数の計測により、破骨細胞分化・機能に対する作用を解析した。Fbxo32はin vivoならびにin vitroにおいて骨芽細胞に分布していて、Fbxo32 ノックアウトマウスの頭蓋冠由来骨芽細胞ではコッサ染色が野生型に比較して強く、MC3T3E1培養細胞にFbxo32を発現するアデノウィルスベクターを導入するとコッサ染色が弱く遅延するので、Fbxo32は骨芽細胞の分化・機能を調節していることが明らかになった。in vitroにおける破骨細胞の分化と機能の解析する実験により、Fbxo32が骨芽細胞を介して、破骨細胞分化・機能に作用するかを明らかにする。野生型マウスおよびFbxo32 ノックアウトマウスの頭蓋冠由来骨芽細胞と野生型マウスの骨髄細胞を共培養した。多核のTrap染色陽性細胞数の計測により、破骨細胞分化・機能に対する作用を解析進行中である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)