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2010 Fiscal Year Annual Research Report

訪問看護師の離職対策-ブランド理論による訪問看護への意欲継続の心理的構造の解明-

Research Project

Project/Area Number 22659438
Research InstitutionChiba Prefectural University of Health Sciences

Principal Investigator

雨宮 有子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部・看護学科, 講師 (30279624)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 厳島 行雄  日本大学, 文理学部, 教授 (20147698)
中嶋 聞多  法政大学, 政策創造研究科, 教授 (80255059)
石垣 和子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (80073089)
細谷 紀子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (60334182)
Keywords訪問看護師 / 離職対策 / 意欲継続 / 心理的構造
Research Abstract

本研究の目的は、1.訪問看護師が共鳴している訪問看護の価値と、訪問看護への意欲継続の背景となる心理的構造を明らかにし、2.離職につながるような現実的な障害に抗して意欲を継続し、3.看護の質を高めていくための支援方法について示唆を得ることである。研究初年度の平成22年度は、6段階からなる研究計画のうち、段階1「訪問看護師が共鳴している訪問看護の価値と、訪問看護への意欲継続の背景になっている心理的構造を明らかにするための調査」と段階2「訪問看護師が共鳴している訪問看護の価値と、訪問看護への意欲継続の背景になっている心理的構造を構成する要素の導出」を実施した。段階1の調査は、半構造化質問紙を用いてラダーリング法に基づきインタビュー鯛査を、訪問看護ステーションに勤務する中堅以上の訪問看護師16名とその訪問看護ステーションの管理者7名(10ヶ所、8都道県)に実施した。主なインタビュー内容は、訪問看護師が、価値がある及び訪問看護への意欲につながったと考える看護場面の内容とその理由である。次に、段階2において、訪問看護師が共鳴している訪問看護の価値としては、「自己の専門的(看護)能力が向上する」「達成感が得られる」「人のためになる」「感謝される」等が導出できた。これらは、訪問看護への意欲継続の背景になっている心理的構造を構成する要素にもなっていた。一方で、「職場の人間関係」「上司や同僚の看護観」「職場までの距離」などが離職につながる要素になる可能性が考えられた。

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Published: 2012-07-19  

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