2012 Fiscal Year Annual Research Report
骨髄微小環境での白血病幹細胞の治療抵抗性の機序解明とそれに基づく新規治療法の開発
Project/Area Number |
22790907
|
Research Institution | 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター) |
Principal Investigator |
宮田 泰彦 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), その他部局等, その他 (40467303)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 血液腫瘍学 / 薬剤耐性 |
Research Abstract |
CML由来細胞株は骨髄間葉系細胞と接着することにより幹細胞に類似したdormancyを獲得し薬剤耐性が誘導された。これらの細胞においては抗アポトーシス活性を持つBCL-2やp53の高発現が認められ、これが薬剤耐性の機序として考えられ、これらを標的とする分子標的療法の可能性が示された。 また骨髄間葉系細胞との接着によりBCR-ABL蛋白の高発現およびBCR-ABL mRNAの半減期延長が認められた。このことは細胞接着がmRNAのpost-transcriptional regulationに関与している可能性を示した。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|