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2012 Fiscal Year Annual Research Report

上気道流体シミュレーションによる小児OSASの新しい診断法と歯科的対応法への展開

Research Project

Project/Area Number 22792061
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

深水 篤  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (20452948)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords歯学
Research Abstract

本研究は3年間の研究期間で、咬合治療を目的に撮影された小児のコーンビームエックス線CTデータ(CTデータ)を用いて、①上気道流体シミュレーションを行い、小児OSASの通気障害部位の特定方法としての有効性を確立する。②上顎骨側方急速拡大、下顎前方誘導を行った治療前後の気道形態を解析し、治療後の予測モデルを作製する。③上気道流体シミュレーションを用いて、予測モデルと実際の治療後のデータの結果を比較検討して、精度の高いものにすることを目的に行った。
その結果、①上気道流体シミュレーションは上気道通気障害の有無と障害部位の特定に有効であることが示された。②上顎急速拡大がこれまで考えられてきた以上に、鼻腔通気状態の改善に有効であることが示唆された。③鼻閉により、咽頭部の吸気時の陰圧が強くなり、気道収縮を起こしやすくなること、RMEにより鼻腔通気状態を改善することで吸気時の咽頭部の陰圧は軽減し、気道収縮が起きにくくなる可能性が示された。この結果はRMEの小児OSASに対する作用機序の一要因として考えられるだけでなく、咽頭部に通気障害を認めても、原因は鼻腔にある可能性を示し、上気道全体の通気状態評価の有用性が示された。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 上気道流体シミュレーションを用いた上顎骨急速拡大による歯科治療前後の吸気時咽頭気道圧の評価2012

    • Author(s)
      岩崎智憲
    • Organizer
      第37回日本睡眠学会
    • Place of Presentation
      パシフィコ横浜
    • Year and Date
      20120628-20120630

URL: 

Published: 2014-07-24  

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