2023 Fiscal Year Research-status Report
自己効力感を利用した若年性認知症の福祉的就労の場の拡大に関する研究
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22K01972
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
多賀 努 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (40415500)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 若年性認知症 / 自己効力感 / 福祉的就労 / 障害福祉サービス |
Outline of Annual Research Achievements |
若年性認知症支援コーディネーターが若年性認知症の福祉的就労を依頼した就労継続支援B型事業を、機縁法によって選定し、若年性認知症を受け入れる過程についてパイロット調査を実施した。その結果、若年性認知症の利用を受けている事業所に共通して、新しい障害特性に対する支援に挑戦的に取り組む姿勢が見られ、その背景に、困っている人がいれば支援するというパーソン・センタードな考えがあった。また、サービス等利用計画を作成する基幹型相談支援事業所等にもパイロット調査を実施したところ、行政・社会福祉協議会のなかで、介護保険部門と障害福祉部門が相互に連携しあって支援を講じる体制があり、若年性認知症が障害福祉サービスを利用しやすい環境が構築されていた。 今年度は、パイロット調査の結果を掘り下げるため、「若年性認知症の利用を受け入れることが可能と判断した理由はなにか?」「若年性認知症の利用を受け入れることにどのような不安があるか?」「どのようなところで支援につまずく可能性があるか?」「どのような支援が不安・障害の解消に役立ちそうか?」等、就労継続A型事業所・B型事業所に対して半構造化インタビュー調査を実施することとし、そのための調査項目を作成する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響で、障害福祉サービス事業所へのパイロット調査が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
若年性認知症を受け入れている就労継続A型事業所・B型事業所を選定し、半構造化インタビュー調査を実施するにあたって、パイロット調査の結果をふまえて調査項目を作成する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響で、パイロット調査の実施が遅れた。
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