2022 Fiscal Year Research-status Report
仮想現実とアイトラッキングを活用したろう学校での研修・学習支援方法の研究
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22K02842
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
中瀬 浩一 同志社大学, 免許資格課程センター, 教授 (20369309)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 翔 同志社大学, 免許資格課程センター, 准教授 (90707168)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | ろう学校 / 仮想現実 / アイトラッキング / 研修 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度の大半(2022年10月ごろまで)は、仮想現実(VR)とアイトラッキング機能を組み込んだシステムの導入をするための、機器・ソフトの選定を行った。目的とする研究に活かせるためにはどのようなシステムが必要かを検討することにかなりの苦慮した。特に、これまでの科研費研究で行ってきたアイトラッキング研究を仮想現実(VR)で実現するための方策について、複数のメーカーとの調整にかなり時間を要した。その後、選定したメーカーの解析ソフトに合致するソフトや装置などを購入し、研究を始める基礎的な準備を整えることを行った。 研究協力校1校には年度当初に研究に協力を正式に依頼し承諾を得た。2022年後半からは、研究協力の教員とともに360度動画を撮影しVRでの再生・解析を行い、ソフトの改善点や、視線配布行動記録の解析方法について検討した。購入した360度カメラなどを用いてどのような撮影条件が本研究の目的を検討する上で必要なのかを試みることが始まったところである。具体的には、VRのための映像は、①360度撮影の静止画か動画か、②研修で用いるために適切な360度動画の撮影時間、③研修用動画・静止画の場面の選定基準、④評価について、である。 また、仮想現実(VR)の教員研修への活用について研究料高校とともに検討し、学会などで報告を行っている。以上のように、初年度は装置の選定・購入と研究の進め方についての研究協力校と調整が中心であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記に挙げた検討課題が新たに見つかったが、おおむね順調と思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は下記の内容の検討を行うとともに、解析ソフトの改善を実施していく予定である。 VRのための映像は、360度撮影の静止画か動画か/研修で用いるために適切な360度動画の撮影時間/研修用動画・静止画の場面の選定基準/評価について 等
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Causes of Carryover |
初年度に使用予定だった機器が、年度当初のスケジュールが遅れていたために購入等ができなかった。そのため、次年度に購入等を行う予定である。 ・360度カメラ一式(複数地点からの同時撮影を行うため) ・解析ソフト(仮想現実(VR)での視線配布行動の分析するためのソフト)
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