2023 Fiscal Year Research-status Report
A Multicenter Study of Psychosocial Interventions for Neurocognitive Function and Social Adjustment in Childhood Cancer Survivors
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22K03130
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
佐藤 聡美 聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科(公衆衛生大学院), 准教授 (50597804)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩田 曜子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児がんセンター, 医長 (30307532)
瀧本 哲也 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 研究所小児がん疫学臨床研究センター, 室長 (40393178)
高橋 理 聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科(公衆衛生大学院), 教授 (60505030) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 小児がん / 認知機能 / 社会適応 / 心理学 / アセスメント / 心理検査 / 晩期合併症 / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究実績としては、他施設共同研究であるため、まずは研究対象者がいる施設に研究参加の意思を確認するところから始まった。そこから研究対象者による研究参加登録を開始することができた。医師が説明をし、研究対象者とその親から研究参加の同意を取得した。さらに、研究のインフラ整備のために、医師と心理士が連携する必要があり、研究代表者と検査者が研究開始前の面接も行った。その目的は、研究実施手順を標準化することだけでなく、心理士に疾患の理解を深めてもらうため、病気と治療の説明を行う必要があった。認知機能検査については、WISC-IVを用いる施設(検査者)とWISC-Vの施設があり、それぞれに対応する必要が出てきた。検査者とは、WISCの種類にかかわらず、FSIQの数値のみをみるのではなく、日常生活と照合することの重要性を確認した。社会適応については、Vineland-IIを実施し、不慣れな検査者には検査実施をともに確認した。Vineland-IIは親面接であるため、親からの対象者の見え方も適応指標の重要なデータとなっている。研究代表者以外が検査を行った場合は、検査結果をダブルチェックし、各検査の採点ミスを防いだ。検査終了後には、検査者同士、所見作成に役立てるための事後面談を行っている。研究対象者に結果をフィードバックする際には、結果に基づいたエンカレッジメントを行うように医師、心理士で確認をしている。研究者同士の面談では、検査者と結果の解釈について討議し、結果の解釈に基づいた支援を特定することを目指している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究対象者の面談予定がスケジュール通りに進んでいるため、研究は順調に遂行できている。ただし、前期は開始準備面接が主になり、登録手続きは後期になって進み始めた。
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Strategy for Future Research Activity |
基本的には、同一研究対象者に年1回の検査スケジュールを予定しているため、2回目の検査になる対象者には、前回からの変化を注意深く観察し、よりよい支援を提供できるようにする。
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Causes of Carryover |
研究対象者のリクルートが前期は緩く始まり、後期に予定のリクルートペースに達したため。
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Research Products
(3 results)