2023 Fiscal Year Research-status Report
中学生のゲーム依存予防を目的とした学級単位のマインドフルネス・プログラムの開発
Project/Area Number |
22K03144
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
田中 圭介 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10772204)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ゲーム依存 / マインドフルネス / 多理論統合モデル / 行動変容ステージ / 心理教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、中学生のゲーム依存傾向に対するマインドフルネスを用いた学校ベースの心理的支援プログラムを開発し、予防的効果を検討することを目的とする。2023年度は前年度に収集したデータの分析を進め、学会発表を行った。140名の中学生を対象とした事前事後データを分析した結果、行動変容ステージやマインドフルネス傾向などのプロセス変数の増加が確認された。これらの知見について、日本認知・行動療法学会第49回大会のシンポジウムで発表した。 分析結果やシンポジウムでの議論の成果などを受けて、プログラムの見直しを進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う影響や教育課程の昨今の動向を鑑みて、研究デザインを事前事後比較に変更して研究を進めてきた。これにより、協力校の確保を実現することができ、予定よりも早く予備的データの収集や分析、学会での公表に到達することができた。しかし、データの追加については2023年度には進捗が芳しくなく、研究期間の延長を視野に入れた上で、2024年度から再収集を進める必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間の延長を視野に入れた上で、2024年度から再収集を進める必要があるため、エフォートを調整し、サンプリングを進める。並行して、論文化に向けて情報収集を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う影響や教育課程の昨今の動向から、2023年度にデータの追加にを十分に行うことができなかった。そのため2024年度からデータの再収集を行う。そのために、旅費や人件費、通信費を確保を要する。
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Research Products
(1 results)