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2023 Fiscal Year Research-status Report

炎症性筋疾患の非侵襲および高感度診断技術の開発

Research Project

Project/Area Number 22K07744
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

水野 希 (高木希)  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (10509798)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 兵藤 文紀  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10380693)
江藤 比奈子  九州大学, 先端医療オープンイノベーションセンター, 特任助教 (30557632)
松尾 政之  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40377669)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywordsレドックス / 筋炎 / DNP / MRI
Outline of Annual Research Achievements

これまでの研究において、筋ジストロフィー病モデルマウスであるmdxモデルでは、筋肉に慢性炎症が惹起されており、ニトロキシルプローブの1つであるCarbamoyl PROXYLを用いることで、DNP-MRI装置によりmdxマウスのレドックス変動を鋭敏に検出できることを明らかにした。このレドックス変動は、週齢の異なるマウス(5、9、12週齢)においても同様に観測された。興味深いことに、投与したCarbamoyl PROXYLの血中濃度はコントロールマウスとほぼ同程度であったため、DNP-MRIによるCarbamoyl PROXYLの消失速度(還元)の亢進は活性酸素などに由来することが示唆された。また病理組織的解析では、炎症のみならず筋肉の再生およびミトコンドリア機能の低下が見られた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究計画に沿って研究が進んでいる

Strategy for Future Research Activity

これまでの研究において、筋ジストロフィーモデルにおいてDNP-MRIを用いることで炎症のレドックス状態を可視化できることが明らかとなってきた。筋ジストロフィーにおけるレドックス変動が活性酸素産生もしくはミトコンドリア機能変化によるものなのかを明確にするため、様々な活性酸素検出系での検証を実施する。

Causes of Carryover

動物実験に関して当初の予定よりも順調に研究が進行し、少ない引数での研究が可能となったため。

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Published: 2024-12-25  

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