2022 Fiscal Year Research-status Report
Studies to clarify the effect of complement factor C5a inhibition on small intestine transplantation and its therapeutic application
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22K08710
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
當山 千巌 浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10839369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奈良 啓悟 浜松医科大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (00432477)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 小腸移植 / ラット |
Outline of Annual Research Achievements |
まずLewisラットの同所性小腸移植モデルを作成するために、研究環境を整えた。具体的には、顕微鏡手術の代替として、手術用のルーペを用いて、同施設内の他研究者と協力して動物実験を行った。Syngeneic modelとしてのコントロールモデルは完成している。今後は、拒絶を起こすLewisとDAラットを用いたAllogeneic model に免疫抑制剤を投与するモデルを作成して真のコントロールモデルとする。 並行して、マクロファージ培養のためにin vitroの実験系を準備した。 マクロファージをin vitroで培養するための培養液をL929細胞を用いて作成して、マクロファージ培養が可能な環境を準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
施設の移動に伴い、実験環境整備に難渋した。 研究費の前倒しのおかげで遅れながらも進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、拒絶を起こすLewisとDAラットを用いたAllogeneic model に対して免疫抑制剤を投与するモデルを作成して真のコントロールモデルとする。これらの補体活性とマクロファージの挙動を観察する。
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Causes of Carryover |
実験環境整備のため、予定以上の出費を要した。具体的には、動物実験器具の中で顕微鏡手術が必要となるが顕微鏡が現施設ではなかった。 代替品として手術用ルーペを購入して実験を継続している。
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Research Products
(1 results)