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2022 Fiscal Year Research-status Report

漏斗胸と診断された子どもに対する胸郭陥凹進行予防の看護介入の導入

Research Project

Project/Area Number 22K11024
Research InstitutionKawasaki University of Medical Welfare

Principal Investigator

井上 清香  川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 講師 (80803486)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中新 美保子  川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 教授 (00319998)
香西 早苗  川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 助教 (70881952)
石崎 寿子 (久山寿子)  川崎医科大学, 医学部, 講師 (90548645)
吉田 篤史  川崎医科大学, 医学部, 准教授 (10363219)
曹 英樹  川崎医科大学, 医学部, 教授 (00457011)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords漏斗胸 / 子ども / 看護 / 運動
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、漏斗胸と診断された子ども(6歳~12歳)を対象に、胸郭陥凹予防の運動トレーニングを漏斗胸診断時から開始し、長期継続化する看護介入を導入することである。
今年度は、①子どもと保護者に初回受診時にパンフレットを用いて運動トレーニング指導を行う。②胸部X線と体表3Dスキャンにより胸郭形態評価を実施する。③子どもと保護者に半構造化面接を行う。ことを計画していた。しかし、①②③を達成することはできなかった。理由は、医師・理学療法士・医療福祉デザイン専門者と協議し、成長発達途上にある子どもへの負担を最小限にするための正確かつ緻密な研究方法を構築することに時間を費やし、研究の実施に至らなかったことである。具体的には、運動トレーニングについては、理学療法士との協議を行い、子どもが毎日継続し習慣化できることと、陥凹している胸郭への影響を第一に考えた、子どもの体格に応じたストレッチ器具での胸郭を広げるストレッチを考案し、子どもにも分かりやすいパンフレットも併せて作成した。また、体表3Dスキャンによる胸郭形態の撮影・解析方法については、医師・医療福祉デザイン専門者と協議を行い、成長発達過程にある子どもの胸郭の変化を体表3D画像にて正確に撮影・データ解析できる方法(重要事項である測定の基準となるポイントの設定と分析工程の決定)かつ撮影時間がより最短となる方法を考案した。現在は、これらの方法にて計画書を作成し、倫理申請を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

今年度は、①子どもと保護者に初回受診時にパンフレットを用いて運動トレーニング指導を行う。②胸部X線と体表3Dスキャンにより胸郭形態評価を実施する。③子どもと保護者に半構造化面接を行うことを予定していたが、研究方法の構築に時間を費やし、データ収集に至れていないため、遅れていると判断した。

Strategy for Future Research Activity

倫理申請承認後に、漏斗胸と診断された子どもを対象に、胸郭陥凹予防の運動トレーニングを漏斗胸診断時から開始し、長期継続化する看護介入を導入することを目的に、子どもと保護者に運動トレーニング指導と初回の面談、胸部X線と体表3Dスキャンによる胸郭形態評価を開始する。

Causes of Carryover

<次年度使用が生じた理由>研究データ収集(面接調査・体表3Dスキャン撮影・解析)のための物品費、対象者の面接調査に使用する謝礼や面接時のテープ起こし費などを計上していたが、データ収集に至らなかったため、使用しなかった。また、学会での情報収集のために旅費を予算計上していたが、COVID-19の影響で使用が少なく、次年度への繰越が生じた。
<使用計画>昨年度実施できなかったデータ収集を進め、研究データ収集に使用するIC機器(パソコン・体表3Dスキャン撮影機材・バンド型スマートウォッチ;活動量計)や運動器具、面接実施後に対象者へお渡しする謝礼、テープ起こし費に使用する。また、成果発表や情報収集のための旅費に使用する。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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