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2022 Fiscal Year Research-status Report

在宅看取り支援におけるケアマネジャーの自己評価尺度とスキルアップ支援ツールの開発

Research Project

Project/Area Number 22K11146
Research InstitutionKanagawa University of Human Services

Principal Investigator

末田 千恵  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (50622685)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河原 智江  共立女子大学, 看護学部, 教授 (10438145)
黒河内 仙奈  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (40612198)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords在宅看取り / ケアマネジャー / 自己評価尺度 / 尺度開発
Outline of Annual Research Achievements

在宅看取りの支援体制の充実には、ケアマネジャーの在宅看取り支援におけるケアマネジメントのスキルアップが不可欠であり、基礎資格や経験に依らず、すべてのケアマネジャーが在宅看取りのケアマネジメントが実践できるよう標準化を図ることが求められる。
本研究は、在宅看取りの実現に向けたケアマネジメントの質向上のために在宅看取りにおけるケアマネジャーの自己評価尺度とスキルアップの支援ツールを開発することを目的としている。
2022年度は、在宅看取り支援におけるケアマネジャーの自己評価尺度の質問項目の検討を行った。計画では、自身の先行研究の結果から得られたケアマネジャーの専門職として実践の基盤となる要素を中心として検討することを予定していた。しかし質問紙の精度を高めるために、国内外の先行研究レビューを実施し、関連する文献検討およびデータの整理を行った。その後、研究者間で質問項目の作成へむけて検討した。質問項目としては、「本人・家族が後悔を残さないよう最期まで寄り添い続ける」「自身の死生観をもってかかわる」など約50項目を設定し、実施頻度と難易度を4件法で調査することで検討している。
また、ケアマネジャーに対して郵送法にて、無作為抽出による質問紙調査を実施するための発送準備として、厚生労働省の「介護サービス情報・公表システム」に登録されている全国の居宅介護支援事業所のリストアップ作業を行っている。次年度の調査対象としては1200ヵ所を予定しているが、完了していないためさらに作業を進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

計画では、自己評価尺度は自身の先行研究の結果を中心に想定していたが、実践に即した効果的な質問項目とするために、先行研究を読み込んで、再度、文献検討とデータ整理を行ったために時間を要した。次年度は新たにケアマネジメントに精通した研究者の協力を得ることにより着実に研究を遂行できる。

Strategy for Future Research Activity

今後の計画として、尺度開発のための質問紙を完成させるために、研究者間で検討した調査項目について、実践に即したものであるかを確認するためのケアマネジャーへのヒアリングを実施する。そして全国の居宅支援事業所に勤務する介護支援専門員のうち在宅看取りの経験のある1200名を対象に質問紙の発送および回収を行い、データ分析に着手する。

Causes of Carryover

学会の参加は対面開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、オンライン開催が多かったため、交通費が必要なかったことや、ミーティングについてもオンラインとしたため次年度使用額が発生した。余剰分は対面による専門家のヒアリング実施費用やアルバイト雇用のために充足する予定である。

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Published: 2023-12-25  

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