2023 Fiscal Year Research-status Report

Establishment of a nursing human resource development program that can provide disaster relief using XR

Research Project

Project/Area Number	22K11203
Research Institution	Saga University
Principal Investigator	鈴木智恵子佐賀大学, 医学部, 教授 (20569636)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	増野園惠兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 教授 (10316052) 大坪美由紀佐賀大学, 医学部, 助教 (50769106) 田仲浩平東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (60449949) 米満潔佐賀大学, 全学教育機構, 特任講師 (80301670) 鮫島輝美関西医科大学, 看護学部, 教授 (60326303) 菊原美緒関西福祉大学, 看護学部, 准教授 (80761915) 本間典子国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校教授 (50345039)
Project Period (FY)	2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords	XR / 災害看護 / 看護教育
Outline of Annual Research Achievements	本研究においては、災害時に支援ができる看護人材を育成するためのXR（クロスリアリティ：仮想空間技術）を用いた看護人材育成プログラム構築を目的としている。XRとは VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)など、現実世界と仮想世界を融合したものである。XR（VR・AR）を活用した災害支援ができる看護人材育成プログラムに必要なXRのツールを作成する。2023年度は先行研究の文献検討や研究メンバーととともに日本間看護科学学会やXRに関わる展示会での情報収集を行い、メンバー間での情報共有と今後の方向性を検討した。さらに、2023年度日本看護科学学会でテーマセッション「看護教育のXR教材開発プロセスと開発ニーズの明確化」の分担メンバーとして、XRに対する各大学における現状や要望等の情報収集を行った。今後の研究を進める上でのXRを用いた教育方法の基盤作りとして、文献検討や災害看護の書籍の分析を進めた。XRの機器の開発が急速に発展しているため、新しいものとこれまでのXRの機器やコンテンツで学習しやすいものを学会や展示会で精査した。様々な視点から検討し、座学で学べる講義内容とXRを用いての演習、実際に体験する演習の分類を行った。今後も継続して、災害支援に必要なスキルを獲得できる看護人材育成プログラムに必要なVRやARなどのコンテンツ作成に向けた会議を進め、具体的なコンテンツ作成に着手する準備を行っている状況である。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 3: Progress in research has been slightly delayed. Reason 各企業のXRの進歩が急速に進み、想定していた内容よりもさらに学習に適したコンテンツへとバージョンアップできる可能性が生じたため、プログラムの再検討と座学とXR演習などの分類を行い、学習内容の精選ができたため、やや遅れる結果となった、。
Strategy for Future Research Activity	XR教育に望ましい教育内容が厳選できたため、XR教材を用いた教育プログラム構築へと進う予定である。
Causes of Carryover	XRを用いたコンテンツ作成のための人件費等を次年度の使用するために使用しませんでした。翌年度にすべて使用する予定です。