2023 Fiscal Year Research-status Report
Empirical Study of a Wandering Detection System for Elderly Dementia and Its Impact on Care Burden of Caregiver
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22K11222
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
掛田 遥 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (30893432)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大田 博 福岡大学, 医学部, 准教授 (10739775)
古賀 佳代子 福岡大学, 医学部, 講師 (20598966)
V.G. Moshnyaga 福岡大学, 工学部, 教授 (40243050)
橋本 浩二 福岡大学, 工学部, 助教 (40412572)
堀 輝 福岡大学, 医学部, 准教授 (50421334)
池田 智 福岡大学, 医学部, 助教 (90759268)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 徘徊 / 高齢者 / 認知症 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年8月~9月末で外部業者委託により、定期的なミーティングを行いながら徘徊検知システム(イクサ)の管理者画面の開発を行った。全体管理者画面では、統括して管理する者によるイクサを導入する施設情報の管理が可能となる。また、施設もしくは部署の管理者が操作可能とする施設管理者画面においては、無線受信機の設置場所と機器番号等の情報、発信機(ビーコン)番号と検知用閾値等の情報、各部署における対象者情報を管理可能である。なお、施設管理画面においては設置場所と無線受信機番号を紐づけできる画面とし、部署の管理画面においては対象者が装着するビーコンタグ番号と対象者の情報とを紐づけ可能俊、各画面において登録情報を状況に応じて適宜変更が可能となった。煩雑な業務を抱える医療機関や介護施設などにおいて使用していただくことを考慮し、複雑な情報入出力に関して可能な限り簡便な操作方法とした。 2023年5月に研究フィールドとなる共同研究契約を交わした福岡県内の病院へ訪問した。研究協力者と外部委託業者と共に研究開発の進捗とデモ機による実演を行うとともに、実証実験計画案に関する説明を行い、先方と打ち合わせをした。2024年1月に共同研究機関における倫理審査において承認を得た。倫理的観点を考慮し当初は対象者を患者としていたが、模擬患者へ対象を変更し、2024年上旬に実験を予定している。なお、実証実験前に改めて施設の視察を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年5月に研究フィールドの視察を予定していたが、施設でのCOVID-19によるクラスターの発生のために視察時期が遅延した。倫理申請や管理者画面の開発においては進められており、実証実験の準備は整えることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
模擬患者を対象とした実証実験を2024年度上旬に行い、今後開発したIKUXAのシステムのユーザビリティと徘徊検知やスタッフの徘徊に関する危機意識の変化等について、ヒアリングおよびアンケート調査による質的・量的データを収集する。
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Causes of Carryover |
研究フィールド視察の中止や進捗がやや遅れていることにより、旅実証実験開始によるシステムの保守費用や旅費などの出費が削減したため。
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