2022 Fiscal Year Research-status Report
保健師の保健事業評価遂行能力を高めるICT・シミュレーション教育プログラムの開発
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22K11223
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Research Institution | Fukuoka jogakuin Nursing College |
Principal Investigator |
山田 小織 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (60369080)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
越田 美穂子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (30346639)
石田 有紀 久留米大学, 文学部, 助教 (00634924)
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 保健師 / 保健事業 / 評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
わが国の各種保健事業は、PDCAサイクル(企画Plan-実施Do-評価Check-改善Act)で展開されており、このうち評価(Check)は、特に重要な位置づけにある。しかし、現場の保健師は保健事業の評価に対して、自信のなさや困難感を抱いている場合が少なくない。その原因は、保健師基礎及び現任教育において、保健事業の評価に焦点を当てた教育モデルや学習環境が整備されていないことにあると考えられる。 そこで本研究は『保健師の保健事業評価遂行能力を高めるICT・シミュレーション教育プログラムの開発』を研究課題とし、2022年度は、「保健師の保健事業遂行評価能力」の枠組みを検討することを目的とし、研究者によるワーキング(2回)と国内文献のレビューを行った。 文献レビューの結果として、先行研究では、保健師による活動に関する評価指標、特定健診・特定保健指導等の各種事業の評価指標は明らかになっているが、保健師が取り組んでいる保健事業を評価するうえで必要な能力に着目した研究については、知見が整理できていないことが確認できた。今後の研究展開として、レビューする文献を増やすとともに、現場の保健師を対象としたインタビュー調査等を実施し、評価遂行能力の実態を解明する必要性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者の所属機関の異動により、計画どおりにワーキングを進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、研究者間でワーキングを実施し、保健事業評価能力に関する文献レビューの結果を学会にて発表する。さらに2024年度の実態調査に向けて、調査の準備を進め、所属機関において研究倫理審査を受ける。
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Causes of Carryover |
2022年度は、当初の予定よりもワーキングの開催が少なく、資料作成に関する物品費の使用が少なかった。また、学会等にも参加しておらず、研修会もオンラインであった為「旅費」を使用していない。
次年度は、文献レビューの成果を学会で発表する為「旅費」を使用する。また、調査準備として「物品費」を使用する。
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